井上尚弥に挑戦のキム・イェジュン来日 日韓激闘を予告「井上選手のパンチも受けられる」
東スポWEB / 2025年1月16日 17時33分
ボクシングのスーパーバンタム級4団体統一タイトルマッチ(24日、東京・有明アリーナ)で、統一王者・井上尚弥(31=大橋)に挑戦するWBO同級11位・金藝俊(キム・イェジュン、32=韓国)が16日、韓国から羽田空港着の航空機で来日した。左目上の裂傷再発で11日に挑戦をキャンセルしたIBF・WBO同級1位サム・グッドマン(オーストラリア)の代役は、過去に幾度も繰り広げられた日韓対決のような激闘になることを予告した。
ニックネームが「トラブルメーカー」であることから、井上の所属ジムの大橋秀行会長は先日に不安を口にしていたが、空港に現れたキムの言動は謙虚そのもの。ニックネームは相手にトラブルを与えるという意味でつけられたものだった。
オーストラリアで2週間、韓国で1週間の調整を行い、井上と対戦経験があるジェーソン・モロニー(オーストラリア)とも8回のスパーリングを行った。急きょ決まったビッグマッチにも「いつでも対戦できるように準備はしてきた。急に試合が変わったと言っても、レベルが落ちるわけではないので安心してください」と冷静。打倒井上の戦略も「もちろんあります。ここで明かすことはできないですが」と語った。
自身の強みに関しては「韓国の選手はだいたい精神力が強いが、その中でも私が一番強いと思う」と胸を張る。さらに、ディフェンスと打たれ強さにも、「受けも私はいいほう。井上選手のパンチも受けられると思う」と自信を示した。
現在の韓国ボクシング界は低迷期にあるが、過去には多くの世界王者を輩出しており、他のスポーツと同じく日本とはライバル関係にある。大橋会長もV15世界王者の張正九ら韓国選手と何度も拳を交えるなど、多くの激闘が繰り広げられた。キムはその歴史を問われると、「激闘になることには私も共感している。今回の試合も激闘になるようにやりたい」と意気込んだ。
19歳まで施設で育ち、スポーツでお金を稼ぎたい思いで、20歳から裸一貫でボクシングを始めた苦労人。「井上選手は韓国でもとても有名」と言い、この試合を「私にとって井上選手との試合はとても大きい意味がある。いつも井上選手を想像して練習してきた。今回の試合は自分を試し、限界を試す試合になる」と位置づける。精神力を武器にビッグチャンスをものにできるか。
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