横綱照ノ富士が現役引退へ 初場所初白星後にこぼした「悲壮決意」
東スポWEB / 2025年1月17日 0時2分
大相撲初場所5日目の16日、横綱照ノ富士(33=伊勢ヶ浜)が引退の意向を固めたことが分かった。
今場所は2場所連続の全休を経て3場所ぶりに本場所の土俵に復帰。だが、初日に黒星でつまずくと、4日目には2敗目を喫し、5日目から途中休場していた。今場所は初白星を挙げた2日目の取組後に「今場所は自分の中でやれることをやって、ダメだったらという思い」と悲壮な覚悟を口にしていたが、本来の相撲を取ることができず引退を決断。14年間の現役生活に別れを告げた。
照ノ富士は2009年にモンゴルから来日し、鳥取城北高を経て間垣部屋(当時)へ入門。11年5月技量審査場所で初土俵を踏んだ。2013年に伊勢ヶ浜部屋へ移籍し、師匠の伊勢ヶ浜親方(元横綱旭富士)の指導で素質が開花。番付を駆け上がり、15年夏場所に関脇で初優勝を達成して大関昇進を果たした。
しかし、その後は両ヒザのケガで休場が続き、序二段まで転落。一時は引退へと気持ちは傾いたが、師匠の説得で奮起。そこから横綱にまで上り詰め、通算10度の優勝を果たした。21年8月には日本国籍を取得。今後は親方として後進の指導にあたる見通し。
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