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大谷翔平の先駆? 殿堂入り岩瀬仁紀氏が中日時代に取り組んだ独特睡眠法「アニメを見ると…」

東スポWEB / 2025年1月17日 6時7分

野球殿堂入りを果たした岩瀬仁紀氏(代表撮影)

NPB最多の通算1002試合登板、407セーブを挙げた元中日投手の岩瀬仁紀氏(50)が16日、競技者表彰のプレーヤー部門でイチロー氏とともに2025年の野球殿堂入りを果たした。

会見で「本当に大変光栄ですし、光栄な分、逆に身が引き締まる思いです。(現役を)20年やりましたけど、いい時も悪い時も結果を振り返ることなく、前だけ突き進んできたらあっという間に過ぎました」と振り返った。

岩瀬氏は愛知・西尾市出身でNTT東海から1998年ドラフト2位で中日に入団。ルーキーで中継ぎながら2桁勝利を挙げるなど、1年目から15年連続で50試合登板という鉄腕ぶりを発揮し、3度の最優秀中継ぎ投手を獲得した。中日は抑えに宣銅烈(99年)、ギャラード(00~02年)、大塚晶(03年)がおり、岩瀬氏は主に8回に登板。特に当時の巨人は清原和博、松井秀喜、高橋由伸、マルティネス、江藤智ら長距離砲がズラリと並ぶ超強力打線で、00年はミレニアム打線と呼ばれて他球団から恐れられた。だが、当時の星野監督は9回よりも「アイツ(岩瀬)が一番厳しいところで投げている」と最敬礼していたほどだ。

04年に落合監督が就任すると、抑えに転向して05年から9年連続で30セーブ以上を記録。中日の黄金時代を担い、絶対的守護神として5度の最多セーブに輝いた。

そんなレジェンド左腕が現役時代に最重視していたのが睡眠だ。昨季、54本塁打、59盗塁をマークし、MLB史上初の「50―50」を達成したドジャースの大谷翔平投手(30)が睡眠を大切にしているのは周知の事実だが、岩瀬氏は先駆者として〝アニメ睡眠法〟をあみ出していた。

「子供の時からアニメを見ていると知らないうちに眠っていた。(自分にとって)アニメには睡眠効果があるんですよ」(岩瀬氏)。遠征先にもアニメのDVDを持ち込み、テレビのタイマーをセットして毎晩寝る前に見ていた。

ストッパー業は勤続疲労が命取りとなるハードなポジションだけに「体調を維持するために最低でも毎日8時間以上は寝るようにしている」。試合の結果によって寝つきが悪い時でも、アニメを見ながら寝れば必ずスヤスヤと眠れるというワケだ。

そのコレクションも相当なものだった。岩瀬氏は「『ドラゴンボール』と『スラムダンク』、そして『北斗の拳』はすべて持っています。一番好きなのはドラゴンボール。でもよく眠れるのはコナン(名探偵コナン)かな」と明かしていた。

現役時代は〝鋼のメンタル〟を持つ鉄人左腕として相手打者から恐れられたが、こうした大記録を樹立し殿堂入りを果たした裏には〝アニメ睡眠法〟のおかげもあったことは間違いなさそうだ。

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