バルセロナ ファティ退団促進したい意向か ラシュフォード受け入れで急務に＝現地メディア

ファティの放出が進むか（ロイター）

スペイン１部バルセロナが、１０番を背負うＦＷアンス・ファティをチームから弾き出そうとしている。イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドに所属するＦＷマーカス・ラシュフォードを獲得するためだ。

ルベン・アモリム監督が就任したマンチェスターＵで構想外になりつつあるラシュフォードを巡ってはバルセロナなどが関心を示している。残り２週間ほどとなった冬の移籍期間に実現させたい意向もあるとされる。

しかし、現実はそう簡単ではない。スペイン紙「マルカ」によると、ラシュフォードを受け入れる年俸の枠がないという。そのためには、誰かを放出して空きをつくる必要がある。うってつけなのが、バルセロナで出番を失っている同じウイングのファティというわけだ。

ファティは必ずしも移籍に前向きというわけではなく、バルセロナにとっては頭が痛い状況。もちろん、ＤＦロナルド・アラウホやＤＦエリック・ガルシアらほかの選手を放出することでも可能になるだろうが、そちらもすんなり進む話ではない。バルセロナは、現１０番に退団してもらうことができるのか。