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【新日本】22歳・藤田晃生 最年少Jr.2冠へエル・デスペラードに挑戦「恩返しの意味も込めて…」

東スポWEB / 2025年1月18日 5時2分

22歳の若さでIWGPジュニアタッグ王者となった藤田晃生(左)と、同ジュニア王者のエル・デスペラード

新日本プロレス2月4日後楽園大会でIWGPジュニアヘビー級王者のエル・デスペラードに挑戦する藤田晃生(22)が、史上最年少ジュニア2冠王者への決意を明かした。

藤田は4日東京ドーム大会でロビー・イーグルスとIWGPジュニアタッグ王座を史上最年少で奪取。6日大田区大会ではシングル王座への挑戦もアピールしていた。

自身初のIWGPジュニア挑戦となる藤田は「すぐにチャンスをつかんだので、これをものにしてやろうと。相手もこの上ないですね。特別な気持ちがあるので」と腕をぶす。デスペラードとは昨年の「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」公式戦で激闘の末に敗戦。「ヤングライオンの時に練習もつけてもらったし、表に出ていないところでも世話になったんで、その恩返しの意味も込めてぶっ倒してやろうって気持ちで。負けたんですけど、キャリアの中でもずっと頭に残ってる試合です。あんまり試合中に楽しいとか興奮するとかないんですけど、あの試合だけは別で、入場した時から退場まで全部鮮明に覚えてます」と振り返りつつ、雪辱を誓った。

IWGPジュニアの最年少戴冠記録は4代目ブラックタイガー(ロッキー・ロメロ)の22歳11か月。現在22歳6か月の藤田が今回ベルトを取れば、実に約20年ぶりに記録更新となる。「記録だけにこだわるつもりはないですけど、新日本プロレスが始まって53年の歴史がある中で自分にしかできないことをできるチャンス。20年はデカいですよね。タッグに続いて更新したら、時代が変わると思うので」と意欲満々だ。

ヘビー級では新世代戦士たちの競争が激化しており、新日本マットには世代交代の波が押し寄せている。そんな中でジュニアの歴史を塗り替える位置にいる藤田は「よく言われる『新世代』って言葉自体がすごく嫌いで」と主張。

「若くて強いヤツがトップに立つだけのことを、新世代みたいな言葉だけで片づけられるのが嫌ですね。年齢関係なく強いヤツが上に行くわけで、弱いヤツはトップ戦線に上がれないですし。若い力が出てきてるのは大きな刺激になってるんですけど、一つにくくられたくないです」と持論を展開した。

2月11日大阪大会ではYOH&ロメロとIWGPジュニアタッグ王座V1戦も控えている。タイトルマッチが続く試練のシリーズとなるが「もともとあの変態(YOH)は好きでずっとやりたいと思っていて。ファイトスタイルや考え方は結構、あの変態からヒントを得た部分があります。自由にやることの大切さ、楽しさ、しんどさも含めてヒントをもらった気もします」と開幕が待ちきれない様子だ。

22歳の若武者が2025年の、そして未来の新日ジュニアを背負うべく金字塔を打ち立てる。

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