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【高校サッカー】国立は〝聖地〟であり続けるのか 一部ファン不満も選手は強い支持「特別感ある」

東スポWEB / 2025年1月18日 6時7分

国立競技場

第103回全国高校サッカー選手権は、13日の決勝で前橋育英(群馬)が、延長、PK戦の末に流通経大柏(千葉)を下して7大会ぶり2度目の制覇を達成。今大会は開幕戦、準決勝、決勝は〝聖地〟国立競技場で行われたが、今後もそういった存在であり続けるのか。一石を投じる意見も上がっている。

国立は改修が行われた影響で第93~99回大会は、埼玉スタジアムで決勝が行われた。そんな影響もあるのか、ネット上には観戦者側の意見として「高校サッカーは埼スタの方がいい。国立とは言っても以前の国立とは違うし、なんといっても見づらいのが難点」「国立ピッチまでの距離が遠いので見にくい。専用スタジアムでやるのもありかな」といった意見が上がっている。11日の準決勝では第1試合のピッチ上の影で「見づらい」という声も上がっていた。

その一方で実際にプレーする選手の受け止めは異なる。前橋育英のエースFWオノノジュ慶吏(3年)は〝聖地〟との認識が強い。「国立という響きがいい(笑い)。それに選ばれし者しかピッチに立てないみたいな特別感も国立にはある。そういう場所でプレーできたのは最高でした。できれば国立でゴール決めたかった」。

また別のある選手は「専用スタジアムの方が観客席との距離が近いので(自チームの)応援が届きやすいメリットがあるとは思うけど、選手権で国立でプレーするという目標でやってきたので、ここでやれたのはうれしかった」と語る。やはり選手にとっては〝聖地〟であり続けているようだ。

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