杉村太蔵氏 万博チケット不振は「吉村知事がダメ」「そんな事業なんてあり得ない」

大阪府の吉村洋文知事

元衆院議員の杉村太蔵氏が１８日、読売テレビ「今田耕司のネタバレＭＴＧ」に出演し、チケット販売不振の大阪・関西万博についてコメントした。

大阪・関西万博の開幕まで３か月を切った。しかし前売り券１４００万枚売る計画だったが８日現在で約７５１万枚しか売れていない。さらに購入のほとんどが企業によるものだという。大阪府の吉村洋文知事は赤字になった場合に「国、府・市、経済界の３者で協議するというのが今の一定の結論だが、そうならないよう務めていく」としている。

杉村氏は吉村知事の発言に対して「赤字が出た場合の対応って誰が赤字を補填するんだっていう議論じゃないですか。投資家からすると変な議論で答えは簡単。黒字が出た場合、どこが儲かるのか？って聞きたい。黒字が出て利益を確保する所が、赤字が出た時のリスクを取らないといけない」と述べた。続けて「黒字が出た場合もどうするか決まってない、赤字が出た場合もどうするか決まってない。そんな事業なんてあり得ない」と指摘した。

チケット販売の不振についても「黒字になったらどこが儲けられるのかを決めないから、一生懸命に宣伝してチケットを売る奴もいない、だから盛り上がらないんだよ。黒字になった時に利益をどこが取るかを決めてない吉村知事がダメだと思う！」と熱弁。橋下徹氏も「核心ついてますよ」と納得していた。