昨年Ｊ２徳島プレーの柿谷曜一朗が現役引退 惜しむ声多数「まだやれると思うんだけど…」

柿谷曜一朗

Ｊ２徳島は１８日、元日本代表のＦＷ柿谷曜一朗（３４）の現役引退を発表した。

Ｊ１Ｃ大阪の下部組織出身で徳島、名古屋、スイスでプレーした天才肌は、昨季今季限りで徳島との契約を満了していた。Ｊ１通算２３８試合５２得点、Ｊ２通算２３４試合３０得点。日本代表としては２０１４年ブラジルＷ杯に出場。国際Ａマッチ１８試合５得点だった。

徳島を通じて柿谷は「引退するにあたって、アカデミーの時からお世話になったセレッソ大阪で記者会見の場を設けていただくことになりました。その際に徳島の皆さまにも、自分の言葉で直接気持ちを伝えられたらと思っています。これまで応援していただき、本当にありがとうございました」とコメントした。

昨年１１月に契約満了が発表されたときには「この悔しさをバネに大きく飛躍できるように、これからも努力していきたいと思います」とコメントしており、今季の所属クラブを探していたとみられたが、引退という決断に至った。

ＳＮＳ上にはサッカーファンの「引退は早いな」「まだやれると思うんだけど…」などと惜しむ声は少なくなかった。