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クリスタルパレス・鎌田大地 今季も〝後釜失格〟に直面「オリーセのような能力がない」の指摘も

東スポWEB / 2025年1月19日 5時7分

MF鎌田大地(下)はウェストハム戦で、激しい競り合いを見せたが…(ロイター)

イングランド・プレミアリーグのクリスタルパレスに所属する日本代表MF鎌田大地(28)が、昨年に続いて後釜失格の烙印を押された。

今季はドイツ1部Eフランクフルト時代の恩師、オリバー・グラスナー監督に請われて自身初のプレミア参戦。いまのところ持てる実力を発揮しきれていない状況だ。

同一リーグのライバル・ウェストハムの公式ホームページは、昨夏にドイツ1部バイエルン・ミュンヘンに加入した元クリスタルパレスのフランス代表MFマイケル・オリーセと、鎌田、FWイスマイラ・サールをこう比較した。

「彼らにはオリーセのような活力も、一人で試合に勝てるほどの能力もないことは明らか。この2人の選手に欠けている重要な要素は、オリーセのように深い位置まで下がり、背後に走り込み、サイドと同じようにハーフスペースでも快適にプレーする柔軟性である」。オリーセ〝後釜〟として物足りなさを感じているわけだ。

昨季プレーしたイタリア1部ラツィオでは、入れ替わりとなったセルビア代表MFセルゲイ・ミリンコビッチサビッチ(現アルヒラル)と比較され、その水準に達していないと現地メディアから批判されていた。

当時、本人はミリンコビッチサビッチに関して「僕は違う特徴を持っている。彼と同じようなプレーはできない。自分の特長を生かして貢献したい」と語っていたが、周囲の見方は違っていた。

図らずも似たような状況が生まれてしまったが、自分自身の長所を最大限に発揮して、前任者の〝亡霊〟を消し去るしかなさそうだ。

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