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照ノ富士親方 尊富士の新入幕Vをサポートしていた! 専属トレーナー語る先見の明「自分のことではないのに…」

東スポWEB / 2025年1月19日 6時7分

昨年3月の祝勝会で、初優勝の尊富士(右)に水つけする照ノ富士

大相撲初場所(東京・両国国技館)中の17日に現役を引退した元横綱の照ノ富士親方(33)には、おとこ気あふれる一面があった。

オニミン株式会社の秀島正芳氏(42)は、両ヒザの古傷と糖尿病を抱える照ノ富士の専属トレーナーを2020年頃から務めた。その横綱からの依頼を受けて、伊勢ヶ浜部屋の弟弟子・尊富士や、熱海富士らの幕内力士のサポートも行っている。尊富士は昨年春場所の14日目の取組で右足首を負傷しながらも、千秋楽に強行出場。110年ぶりの新入幕優勝を達成した。

秀島氏は「基本的に照ノ富士は後輩思い。尊富士が足をケガした夜に『先生、来てもらえますか』と照ノ富士から連絡があって、千秋楽に朝イチで(宿舎に)行って足の状態を見た。そうやって照ノ富士が『(後輩に)悔いのないようにしてあげたい』と言われ、呼ばれることもある。その前から尊富士のトレーニングは見ていたし、断る理由もなかったけど、自分のことではないのに、そこまでできるのがいつもすごいと思っていた」と明かした。弟弟子のトレーニングやメンテナンス代は、照ノ富士親方が全額支払っていたという。

そうした背景もあり引退が発表された当日に、尊富士は「横綱なしでは、相撲界でやっていけなかった。(春場所で負傷して)歩けない状態で、横綱が寄り添ってくれたから優勝できた」と感謝を口にしていた。

今後は部屋付き親方として後進の指導にあたり、将来的には師匠になることも視野に入れる。秀島氏は「照ノ富士は普段から後輩の動きを全部見て『こういうところを鍛えたら、もっと強くなる』と伝えてくれる。照ノ富士が『この子は強くなる』と言った子は本当に強くなるし、そういう見る目はある。『自分で伝えられることは伝えてあげたい』と思う人なので」と現役時代からの指導センスを称賛した。

未来の横綱育成に向けて、照ノ富士親方の手腕に期待が高まる。

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