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【ソフトバンク】中村晃が語る〝理想と現実〟 節目の数字を前に「だいぶ時間かかっている」

東スポWEB / 2025年1月19日 6時32分

自主トレでみっちり打ち込んだソフトバンクのベテラン・中村晃

ソフトバンク・中村晃外野手(35)が18日、福岡市にある福岡工業大学「FITスタジアム」で自主トレを公開。打撃練習では仕上がりの早さを印象づける鋭い打球を連発。「去年は腰を痛めてあまり練習できていなかったけど、今年は量も走れているし、しっかり振れている」とトレーニングの充実ぶりを語った。

手がかじかむ寒さの中、会心の当たりが何度もフェンスを越えた。「出たところで最高の結果を出せるように、常に準備したい」。昨季は前年まで4年連続ゴールデン・グラブ賞を獲得したレギュラーポジションの一塁をFA加入した山川に明け渡した。主に代打の切り札としての役割を求められ、101試合に出場して打率2割2分1厘、0本塁打、16打点。「打てなかったのは自分の技術不足」と言い訳はしなかった。

プロ18年目を迎える今季も「代打の一番手」としての立ち位置は変わらない。「打つことに特化してやりたい」という言葉には、与えられた役割を全うする覚悟がにじんだ。「(バットに)当てることが得意で、ボールを見極めることが持ち味のバッター。原点に返ってやっていきたい」。最大の強みは、培ってきた一流の技術。託される局面の一発勝負で、本領を発揮する準備に余念がない。

節目の1500安打まで残り73本に迫る。自然と出た言葉に、中村晃らしさがあった。「入った時は2000という数字を目標にしてきたので、自分の中では(1500安打到達まで)だいぶ時間がかかっている印象」。内に秘めた闘志がのぞいた瞬間だった。

「結局は技術職。そこをもっともっと高めていきたい」。持参する用具の中には、ファーストミットに加え「外野用もあります」とニヤリ。困った時に頼りになる――。唯一無二の存在として、今年もチームに安心感をもたらす。

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