【フィギュア】冬季ユニバ 鍵山優真＆住吉りをんが優勝 日本勢が男女アベックＶ

鍵山優真(左)と住吉りをん

世界ユニバーシティー冬季大会（１８日、イタリア・トリノ）のフィギュアスケートで、男女日本勢がアベックＶを成し遂げた。

男子はショートプログラム（ＳＰ）首位で迎えた鍵山優真（オリエンタルバイオ・中京大）が１８８・２２点をマーク。合計２８９・０４点で優勝した。この日は最終滑走で登場すると、冒頭の４回転フリップを着氷。４回転サルコーの転倒や４回転ルッツが１回転になるなどのミスがあった。それでも、後半は４回転―３回転の連続トーループなどを決めて何とか持ち超えた。佐藤駿（エームサービス・明大）は合計２４８・５０点で５位、山本草太（中京大）は合計２４２・２３点で６位だった。

女子はＳＰ３位発進の住吉りをん（オリエンタルバイオ・明大）はシーズンベストの１３８・４０点をマーク。合計２０４・２９点で逆転優勝を果たした。冒頭でダブルアクセル（２回転半ジャンプ）―３回転トーループを着氷。続く４回転トーループはダウングレードの判定を受けたが、その他のジャンプは大きなミスなくまとめた。千葉百音は合計２０３・８５点で２位、吉田陽菜（ともに木下アカデミー）は合計１８７・４３点で４位だった。

この活躍にファンからは「鍵山くん住吉さん優勝おめでとう！」「日本勢が男女共に金メダルを獲得。努力の成果が実を結び、逆転勝利を収めたことはすばらしい」「優勝おめでとうございます！すばらしい演技でした」などの声が上がっている。