【徳山ボート】田辺亮蔵 師匠・作間章の猛ゲキ「お前、どこで這ってるんだ」に発奮

約３年ぶりの優出を狙う田辺亮蔵

ボートレース徳山の「サンケイスポーツ杯争奪戦」は１９日、予選３日目が行われた。

田辺亮蔵（３３＝東京）は３日目３、５着。「ペラが開いて回転不足。合えばターンでグリップして回った後の押しがいい。直線もちょっと分が良くて、ついて行ける。エンジンは良くて、好きな仕上がり」と調整次第で舟足自体は出足中心に軽快な仕上がりとなる。得点率も１５位タイと準優圏内につける。

昨年１１月の当地前回戦は、９走舟券絡みなし。近況勝率も４点台前半で伸び悩んでいる。そんな姿を見かねた師匠の作間章は「お前、どこで這ってるんだ。同じようにやれよ」とゲキを飛ばしたという。この言葉を受けて田辺は「地元は得意だけど、他場で調子を落としていた。今節は得意な地元の平和島のイメージで調整している」と発想転換。これが今節の好調ぶりにつながっている。

今後に弾みをつけるためにも予選突破はもちろん、２０２１年１２月の江戸川以来３年１か月ぶり２回目の優出を狙う。