大谷翔平にまた朗報 ドジャースが〝大谷キラー〟の救援左腕スコットと4年112億円で合意

昨季はパドレスで活躍したタナー・スコット（ロイター）

ドジャース・大谷翔平投手（３０）にまた朗報だ。ＭＬＢ公式サイトのマーク・ファインサンド記者は１９日（日本時間２０日）に自身のＸ（旧ツイッター）にドジャースがパドレスからＦＡになっていたタナー・スコット投手（３０）を４年７２００万ドル（約１１２億５０００万円）で契約合意したと投稿した。

スコットは２０１７年にオリオールズでメジャーデビュー。昨季はマーリンズとパドレスで７２試合に登板して９勝６敗、１１ホールド、２２セーブ、防御率１・７５だった。通算３８３登板は全て救援で２１年から４年連続６０試合以上に登板し、ここ２年は７０試合を超えている鉄腕だ。ＭＬＢ公式サイトは「野球界最高のフリーエージェントリリーバーを獲得した」とし、空振り率３２・７％、ハードヒット率２７・５％はメジャー投手全体でトップクラスだと紹介した。

大谷キラーとして知られ、レギュラーシーズンでは９打数１安打で打率１割１分１厘、１打点、３三振、１四球。昨季の地区シリーズでは４打数４三振だった。打者としては顔も見たくないかもしれないが、今季復帰する投手としては安心して後を託せる存在だ。自身のインスタグラムのストーリーで、ＭＬＢ公式Ｘのドジャース移籍を伝える投稿を引用して歓迎した。

ポスティングシステムでのメジャー移籍を目指していた佐々木朗希投手（２３）に続き、スコット争奪戦も制したドジャース。２１世紀初、１９９８～００年のヤンキース以来のワールドシリーズ連覇へ着々だ。