拭えぬ佐々木朗希とドジャースと〝事前合意〟説 パドレスの上回るオファーを断ってまでなぜ?
東スポWEB / 2025年1月20日 18時32分
ドジャースは20球団が参戦した佐々木朗希投手(23)の争奪戦を制した。事前の予想通りの決着となったが、米メディアでは他球団のやっかみも含めてドジャースを「悪の帝国」呼ばわりするなど、賛否が渦巻いている。
代理人のジョエル・ウルフ氏による「中小規模の市場の球団が議論される」「日本人選手の在籍は関係ない」「佐々木はメディアに疲れている」「投手育成の重視」などの断片的な情報に球団もメディアも振り回され、終盤はダルビッシュとの関係性からパドレスが有力視された。ところがブルージェイズ、ドジャースとの三つどもえの戦いにパドレスが脱落。契約金650万ドル(約10億1000万円)でドジャースが合意し、最後は交渉にも参加した大谷が佐々木の決断を後押ししたとみられる。「ジ・アスレチック」によると、パドレスはドジャースを上回る1000万ドル(約15億5000万円)を提示していたという。
勢いの止まらぬドジャースは続けてパドレスからFAの最強リリーバー、タナー・スコットも獲得。4年7200万ドル(約112億5000万円)の大型契約を結び、他球団を〝ドン引き〟させた。NYメディア「ブリーディングヤンキーブルー」は「ドジャースは新たに佐々木を加えてキングギドラのようだ。すぐにスコットも獲得し、どれほど優れたチームになるのか。どれほどの資金を持っているのか」と皮肉を込めて伝えた。
元MLBのGMのジム・ボウデン氏はドジャースと佐々木サイドの密約を疑って「複数のチームがコミッショナーに調査依頼をするだろう」と警鐘を鳴らしているが、もちろん佐々木サイドは全面否定し、MLBも認めるはずもない。とはいえ、同メディアは「事前合意の否定自体がリハーサル的だ。メディア嫌いの佐々木は大都市ではない、小規模球団に引き寄せられると予想されていた。そのうえドジャースには大谷に、山本という大きな選手がいる。メディアに詮索されるような市場でプレーしたくなかったはずだ。そんな理由は都合のいいことに突然、どうでもよくなった」と疑惑の目を向ける。
続けて「(コミッショナーの)マンフレッドは間違いなく、不正行為を認めず、前を進むよう強要するだろう。しかし、疑惑の影は大きく立ち込めている。この砂上の楼閣が崩れ、彼らの陰謀が暴露される。まだこの物語は終わっていない」と強調した。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
ドジャースの止まらない大型補強! 全30球団で今季総年俸が3億ドルを唯一突破…パドレスFAのT・スコットと4年112億で合意
スポーツ報知 / 2025年1月20日 14時33分
-
大谷翔平にまた朗報 ドジャースが〝大谷キラー〟の救援左腕スコットと4年112億円で合意
東スポWEB / 2025年1月20日 6時12分
-
佐々木朗希の“密約”疑惑をLA地元紙記者が完全否定 ドジャースは朗希が「最終的に行きたい場所」
スポニチアネックス / 2025年1月19日 10時13分
-
佐々木朗希〝最終候補〟のブルージェイズ 御用メディアがまさかの落選覚悟「想像できない」
東スポWEB / 2025年1月17日 14時57分
-
佐々木朗希とドジャースの2度目の交渉に大谷翔平と山本由伸投入か「第2Rは状況が変わった」
東スポWEB / 2025年1月15日 12時18分
ランキング
-
1青学大ランナー「悪性リンパ腫」公表 克服“先輩”や駅伝ファンからエール続々「全力で応援」
スポニチアネックス / 2025年1月20日 17時2分
-
2戦力集中ドジャースに嫉妬「球界には最悪」 ライバルNY紙の皮肉とは「こんなこと言うなんて…」
THE ANSWER / 2025年1月19日 9時44分
-
3中居正広の女性トラブル、野球界にも波紋…関連バラエティー打ち切り危機 在京テレビ局関係者が明かす「本人のご機嫌を取る意味合い」も
zakzak by夕刊フジ / 2025年1月20日 11時22分
-
4松井秀喜氏が現役最終打席を回想「だれもイメージないでしょ」にイチロー氏も驚き「あれが最後だったんだ」
スポーツ報知 / 2025年1月20日 17時50分
-
5五輪経験者がJFLへ「衝撃のニュース」 予想外の移籍に騒然「補強エグすぎる」
FOOTBALL ZONE / 2025年1月20日 8時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください