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【ソフトバンク】小久保監督「申告三振」提案の真意「その対決を見たい人がいるのか」

東スポWEB / 2025年1月20日 19時32分

12球団監督会議に出席したソフトバンク・小久保監督。右は日本ハム・新庄監督(代表撮影)

ソフトバンクの小久保裕紀監督(53)が20日、東京都内で行われた12球団監督会議で「申告三振」を提案した。

約2時間に及んだ会議では「吉井議長(ロッテ監督)がいろんな人の意見を聞き出してくれた」と、自身も積極的に私見を述べたという。前進傾向にあると認識していたセ・リーグのDH制導入に向けた議論の進捗状況をNPBに確認した上で、交流戦限定の完全DH制を提唱。「(初めて一軍の指揮を執った)昨年の感想で言うと、パ・リーグは投手が打席に立つ機会がほとんどない。『打たないで三振してきなさい』という指示を実際3、4回した。だったら『申告三振』でいいんじゃないですかと(意見した)」と明かした。

野球は〝間のあるスポーツ〟ゆえに「いろんな意見がある」と賛否あることを承知の上で「より魅力ある球界にするためには」という考えで声を発した。「作戦的に投げてほしい人がここで塁に出られたら困るという時に、果たしてその対決を見たい人がいるのか」――。昨季の交流戦で「ボールでも空振りしてきなさい」と、打席に向かう投手に作戦を指示する際に抱いた違和感をストレートに伝えた。「本来の戦いの目的からはズレてますもんね。勝つのが目的で、その打席で塁に出ないことが勝つ目的なんで…。ボール球を振って三振してくるシーンが果たしてどうなのか」

野球が時代とともに変化し、試合に勝つために個人間の真剣勝負が失われている現実も確か。時間短縮への試みが進み、申告敬遠も導入済みという中で、議論の深化を求めた。

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