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批判集中のドジャースをOB擁護 NYメディアも「かつてのヤンキースがそうだった」

東スポWEB / 2025年1月20日 19時37分

ドジャースを擁護する声も…

ポスティングシステムで佐々木朗希投手(23)を獲得し、パドレスからFAのタナー・スコット投手(30)を相次いで獲得したドジャースに米メディアで批判が渦巻いている。

ドジャースはフアン・ソトこそ逃したものの、スレイク・スネル、マイケル・コンフォートを獲得し、テオスカー・ヘルナンデスとの再契約に成功。20球団がオファーした佐々木を650万ドル(10億1000万円)で獲得し、すぐさま最強リリーバーのスコットとも4年7200万ドル(約112億5000万円)で合意が伝えられた。

豊富な資金力で最強王国をさらに不動のものとする大型補強を続けることで、MLBの戦力バランスが保てなくなると懸念するアナリストも多く、中には「悪の帝国」と揶揄する声もある。

そんな中、MLB11球団を渡り歩き、外野手として鳴らしたキャメロン・メイビン氏が古巣のドジャースを擁護した。X(旧ツイッター)で「ドジャースは野球を台無しにしているわけでありません。彼らはファンと、勝利にこだわり、最終的にロサンゼルスにさらなる優勝をもたらすために何でもするつもりだということを示している。ファンは文句を言うのをやめて、お気に入りのチームが勝つために何でもするように勧める必要があります」といきり立つファンをなだめた。

続けて「少なくとも彼らは野球ファンに〝お金が足りない〟というのはナンセンスだということを教えています」と企業努力であると強調。競争力のないチームの奮起を促している。

また、NYメディア「YESネットワーク」のマイケル・ケイ氏も、自らの番組内で佐々木のドジャース入りを「とても不自然だ。本当にひどいリアリティー番組のようだ」と嘆いたが、ドジャースを糾弾することはなかった。なぜなら「かつてのヤンキースがドジャースだったから」と後ろめたさをのぞかせていた。

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