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【初場所】V圏残った王鵬 個人後援会の発起人は元強豪女子レスラーだった「興味がなかったけど…」

東スポWEB / 2025年1月21日 6時7分

初場所後半戦の「台風の目」となりそうな王鵬

大相撲初場所9日目(20日、東京・両国国技館)、幕内王鵬(24=大嶽)が幕内熱海富士(22=伊勢ヶ浜)を肩すかしで下し、7勝目(2敗)を挙げた。連敗を2で止めた取組後は「体自体は動いていたので。切り替えるというよりは、しっかり集中していこうと思っていた」と振り返った。

初の賜杯を目指す王鵬は、今場所は5日目に大関大の里(二所ノ関)を破るなど初日から6連勝。7日目からほかの大関陣に連敗したが、この白星で優勝戦線に踏みとどまった。

2023年5月に個人後援会が設立され、母・美絵子さんと親交のある元女子プロレスラーのダイナマイト関西さん(55)が発起人を務めた。

取材に応じた関西さんは、その経緯について「相撲自体は全く興味がなかったけど、王鵬が十両の時に美絵子さんと見に行ったのがきっかけで、相撲にハマった。美絵子さんから『ほかの力士には個人後援会があるけど、王鵬にはまだない』と相談を受けて、王鵬の後援会をつくってあげた。本人の励みになると思ったので」と明かした。

今年の1月初旬には、都内のすし店に美絵子さんと王鵬を招き、場所前の〝決起集会〟を開催。王鵬は約10人前のすしを平らげ、関西さんが会計を全額支払ったという。その際には「とにかくケガしないように頑張って」とエールを送った。

関西さんは「今場所の王鵬は見るからに気合が入っている。ここで勝負をかけてきていると思うから、自分たちはそれを見守って応援するだけ」。恩人からの期待に応えるためにも逆転Vを果たせるか。

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