大谷翔平は今季投げない?佐々木朗希加入ドジャースの先発ローテ陣がブ厚すぎる!
東スポWEB / 2025年1月21日 10時12分
ドジャースの巨大補強を受けて、今季から投手に復帰する大谷翔平投手(30)を心配する声が上がっている。米スポーツサイトのファンサイデッドは20日(日本時間21日)に「佐々木朗希とタナー・スコットの契約で、大谷翔平のドジャースでの将来が危ぶまれる」とあおるような見出しの記事を掲載した。
ドジャースは17日(同18日)にロッテからポスティングシステムで入団が決まった佐々木朗希投手(23)、19日(同20日)はパドレスからFAになっていた大谷キラーのタナー・スコット投手(30)を獲得した。
MLBの今季注目点のひとつはドジャーブルーのユニホーム姿でマウンドに上がる大谷だ。しかし、「ドジャースの直近の契約の後では、それは実現しないかもしれないという臆測が流れ始めている」という。
それもそのはず、ドジャースの先発陣はサイ・ヤング賞2度の左腕スネル、山本由伸、昨季の開幕投手を務めたグラスノー、佐々木に加え、一昨年11勝の右腕ミラー、右ヒジ手術から復帰のゴンソリン、メイの両右腕が並ぶ。さらにFAの左腕カーショーと再契約の可能性がある。6人ローテーションを組むには十分すぎる陣容なのだ。同サイトは「ドジャースの先発ローテ層は大谷翔平なしでも厚い」とした。
さらに大谷が3度目の右ヒジ手術となった場合、打者に専念すると話していたことも引き合いに出して「大谷がマウンドで重傷を負い、バットを振れなくなるリスクを冒すことは、ドジャースがナ・リーグMVPに最もしたくないこと。信じられないかもしれないが、ドジャースは、この(大谷がマウンドに立たない)決断を選んでも大丈夫と思えるぜいたくを許されている」と説明した。
その上で「現段階では、大谷はドジャースの先発ローテの一角を担うことになっているが、シーズンが進むにつれ要注目だ。ドジャースは大谷が100%でチームに貢献してくれるためには何でもするが、それがマウンドの上とは限らない」との見解を示した。
昨年11月に左肩関節唇の修復手術を受けた大谷の投手復帰は4月以降にずれ込む見込み。ロバーツ監督も無理はさせないだろうが、完全復帰した大谷がローテに入らないことは考えられない。しかし、背番号17が不在でも頭数はそろう、それこそがドジャースの強み。1998~2000年のヤンキース以来のワールドシリーズ連覇へ着々ということだ。
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