『ゆかり』一族に新たな一員 三島食品「だし ひろし」を２７日に発売で〝ひろし〟が３人に

ひろしシリーズに新たな仲間が加わった

赤しそふりかけ「ゆかり」で知られる三島食品株式会社（広島県広島市）が２７日から新商品「だし ひろし」を発売することがわかった。

同社は１９７０年に「ゆかり」を発売しロングセラーに。８４年に「かおり」、２０１１年に「あかり」を発売すると〝ふりかけ３姉妹〟としてＳＮＳで大きな話題となった。

２０２０年には「うめこ」、そして２１年には広島菜を使った混ぜごはんの素「ひろし」が誕生。当初は「ひろこ」として開発されたが発売直前になって社長が「ひろし」に改名した経緯がある。これが初めての男の子っぽい名前だとして話題になると、２３年には広島菜に鮭を組み合わせた「鮭 ひろし」が爆誕。さらに今年「だし ひろし」がラインアップに加わったことで〝ゆかり一族〟の中でひろしの勢力が急拡大している。

気になる「だし ひろし」の味について、三島食品は「広島を代表する食材の広島菜にかつおいや昆布のうま味を生かし、和風だしをイメージして調味した混ぜごはんの素です」と説明している。「だし ひろし」のメーカー希望小売価格は１３０円（税別）。

増殖するひろしに対して、昨年現れたツンとした〝謎の男〟「しげき」（＝わさびふりかけ）がどんな反応を示すのか。ファンにとっては想像するだけメシウマかもしれない。