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高木豊氏〝上沢移籍問題〟で制度なしのNPBに苦言「無法地帯」「日本ハムは絶対腹立つよ」

東スポWEB / 2025年1月21日 19時27分

ソフトバンクに入団した上沢直之(左)と、古巣・日本ハムの新庄監督

ソフトバンクに今季から加入した上沢直之投手(30)を巡る移籍問題が再燃している。

右腕は昨オフに日本ハムからポスティングシステムを認められ、マイナー契約ながらMLBに移籍。ただ、右ヒジの故障などもあって思うような活躍をできず、日本球界復帰を決断した。そして古巣からのオファーもあった中で、新天地にホークスを選んだ。

この決断に日本ハム・新庄監督は鷹入り決定後に「寂しい」などと本音を漏らしていたが、20日に開かれた12球団監督会議の場でも問題提起。メジャー挑戦から1年で別の国内球団に移籍した経緯が改めてクローズアップされた。

大洋などで活躍した野球評論家の高木豊氏(66)は、21日に自身のユーチューブチャンネルに新規投稿。一連の問題について「俺だってダメだと思うよ」としつつ「ルールがない以上、誰も責められないし、ソフトバンクも悪くはないし、上沢も悪くないんだよ」と私見を述べた。

今後、同様のケースが生まれないためには統一ルールを設けるしかない。高木氏は一例としてポスティング移籍の場合、日本帰国時の保有権を球団側が持つことを提示。NPB側の対応については「遅いよ」と言い切り「その時点でルール委員会みたいのを立ち上げて『ちょっと待て、上沢。それはあまりにも』ということで動くかなと思ったら全くだった。早くルールを改正というか。無法地帯からちゃんとした方がいいね」と指摘した。

「これは腹立つと思うよ、日本ハムは。絶対、腹立つよ。正直言って。だけど獲った側のソフトバンクが悪いのかと言ったら全然悪くない。だってルールがないんだもん。それは欲しい選手には声をかけて、成立したら契約する。これは自然の流れだから止められない」

もちろん理想的なのは選手と球団側、そしてファンの誰もが納得できる形だ。だが、高木氏は「みんなでやっていたら話がまとまらないよ」とクギを刺し「コミッショナーの考えで、こうやりますと通達すればいい。『何やってんだ、オーナーちょっと来い』みたいな感じでいいと思う。『どう思う、君たちの意見。賛成か反対か、手を上げろ』。そんな仕切りでいいと思う。モタモタしてさ」と歯がゆさを隠し切れなかった。

動画内で「早くルールを」と何度も訴えた高木氏。状況が変わる日は訪れるのか――。

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