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【初場所】勝ち越し王鵬に第2の故郷からエール 大鵬相撲記念館の山名館長は「優しすぎる」とハッパ

東スポWEB / 2025年1月22日 6時7分

玉鷲(左)を寄り切り8勝目を挙げた王鵬

祖父の故郷からも快挙へ期待が高まっている。大相撲初場所10日目(21日、東京・両国国技館)、幕内王鵬(24=大嶽)が幕内玉鷲(40=片男波)を寄り切って8勝目(2敗)を挙げた。勝ち越しを決めて、取組後は「いい相撲が取れている証拠だと思う。首位と1差? 毎場所負けが込むまで優勝する気でいるので、特に焦りとかはない」と泰然自若だ。

王鵬は2013年に亡くなった「昭和の大横綱」大鵬さんを祖父に持つ。今場所は5日目に大関大の里(二所ノ関)を破るなど初日から6連勝。初優勝に向けて、1敗の幕内金峰山(木瀬)をほかの平幕2人とともに1差で追いかける。

祖父の出身地である北海道・弟子屈町でも、孫の奮闘に熱視線が送られている。同町にある「大鵬相撲記念館」の山名政勝館長(75)は「王鵬関の活躍で今、弟子屈町が大きく盛り上がっている。王鵬関が優勝できればと期待しながら、毎日取組を見ている」と明かした。

王鵬は同施設に幼少期から来訪しており、直近では昨年10月に母・美絵子さんと2人で訪れた。山名館長は「王鵬関はとにかく優しい性格で、本当に素直な感じ。前回来た時に『(大関)豊昇龍の土俵に上がった時の鬼のような面を見てみろ! あんたは優しすぎるぞ』とハッパをかけた。(今場所は)それが効いているのかな」と笑顔で話す。

4人兄弟の三男で、長男がプロレスラーの納谷幸男(DDT)、次男が三段目納谷(大嶽)、四男が幕下夢道鵬(同)。山名館長によると、生前に大鵬さんは「(兄弟でも特に)幸之介(王鵬)が俺の目から見たら根性もあるし、いいと思うんだよな」とその素質を買っていたという。

山名館長は「これから1勝でも多くしてほしいし、とにかく頑張ってほしい」とエール。第2の故郷からの期待も背に、逆転Vへ突き進む。

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