玉川徹氏 松本人志問題後のフジの対応に疑問「中居さんの番組やめるチャンスあった」

中居正広

コメンテーターの玉川徹氏が２２日、「羽鳥慎一モーニングショー」（テレビ朝日系）に出演した。

タレント・中居正広の女性トラブルをめぐる問題でフジテレビが開いた会見に批判が殺到。またフジテレビ社員の関与が報じられた問題もあり日弁連のガイドラインに基づく第三者委員会を設置する見通しとなり、フジテレビと親会社フジ・メディアＨＤはそれぞれ臨時取締役会を開き決議が進められることを報じた。

玉川氏は「手放しでは評価できない」と述べた。中居のトラブルについてフジテレビは会見で１年半前に把握していたことを明かしている。玉川氏は「１年半前の後に中居さんの番組をやめるチャンスがあったわけですよ。松本人志さんの問題があって、去年の１月ぐらいに大きな問題になっていた。番組のタイトルを『まつもｔｏなかい』からわざわざ名前を変えても中居さんで続けたわけですよね」と指摘。

そのうえで「被害を受けた方がフジテレビで中居さんが出ていることに対して、心の問題としてどういう風に考えたんだろうな」と慮った。「それを取締役会でやってるはずなんですよ、『どうしますか』って話を。社外取締役の方々は『続けていいんですか』という話をしなかったのか。ここも含めてガバナンスなんです。社外取締役の責任も含めて、第三者委員会は厳しくやってほしい」と要望した。