【太田理恵の競輪〝エレガント〟分析】グランプリ初の確定板入りの清水裕友選手、今年は優勝に期待します
東スポWEB / 2025年1月22日 14時17分
こんにちは、東スポ競輪アンバサダーの太田理恵です!
年末の静岡KEIRINグランプリは古性優作(33=大阪)選手が2回目の優勝を飾りました。私は自力選手が並んだ南関勢が先行と予想していましたが、鐘前で隙を逃さず仕掛けた脇本雄太(35=福井)選手のすごさを改めて感じました。
鐘からホームは10秒9、ホームからバックは10秒8と誰もまくれないスピードで先行し、最後の半周こそ11秒5とやや失速したものの3着に粘りました。鐘前からの一気の仕掛けは脇本選手の得意なパターンで、そこから仕掛けても最後まで勝負できるのが脇本選手の強みの1つです。
また、清水裕友(30=山口)選手は惜しくも2着となりましたが、初手から近畿勢の後ろを選択し、脇本選手のカマシにもぴったりと追走しました。
初めて出場した2018年のグランプリも単騎でしたが、残り2周から動いて前を押さえ、結果的に先行ラインの後ろの位置が取れました。単騎で前を切る勇気や、位置が悪ければ必ず早めに仕掛ける思い切りの良さが魅力で、グランプリでも動じず走っている印象があります。先日のグランプリでは初の確定板入りとなったので、今年は優勝に期待します。
古性選手は今年に入っても和歌山記念(10~13日)を優勝と強さを見せましたが、その和歌山記念で気になったのは池野健太(33=兵庫)です。昨年は5月の日本選手権でGⅠ初出場を果たし、8月には名古屋のFⅠ戦で初の初日特選スタートから完全優勝をしてS級初優勝、通算200勝を決めました。
大手企業への就職経験がありながらも在校成績は1位とポテンシャルが高く、徐々に結果も出てきている印象です。落車明けのシリーズだった和歌山記念は連日鋭いタテ脚を見せて、3日間確定板に入りました。敗れた準決勝も、地元選手を連れて鐘から仕掛けて先行争いという見応えのあるレースでした。今年はさらに飛躍の年になりそうです!
ガールズでは加藤恵(39=青森)選手が好気配です。今年初戦のいわき平ナイター(4~6日)では予選を2、3着で決勝に進出し、続く京王閣ミッド(11~13日)でも決勝に進みました。
先行した京王閣初日は、最終的には内枠の競走得点上位の選手3人に先着を許しましたが、自身の後ろの選手たちにはかわされておらず4着に粘りました。今は点数以上の脚がありそうで、高配当も狙えそうなので注目してみてください!
☆おおた・りえ 1992年6月日東京都生まれ、東京大学大学院卒、ミス・ワールド2014日本大会審査員特別賞、同大会2015実行委員長賞受賞、同大会2020日本伝統文化賞。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
【和歌山競輪・GⅢ和歌山グランプリ】窓場千加頼「地元地区の記念はすごく大事」
東スポWEB / 2025年1月9日 15時39分
-
古性優作が2度目の制覇 KEIRINグランプリ
共同通信 / 2024年12月30日 20時47分
-
【静岡競輪・グランプリ】古性優作が制し年間獲得賞金額は歴代最高の3億8000万円超
東スポWEB / 2024年12月30日 18時44分
-
【静岡競輪・グランプリ】脇本雄太 古性優作と以心伝心、阿吽の呼吸「多くはしゃべらないんですけど」
東スポWEB / 2024年12月29日 20時34分
-
「KEIRINグランプリ2024」有力選手に不安要素?静岡競輪マスターの「競輪予想漫談師」が徹底解説
日刊SPA! / 2024年12月29日 8時20分
ランキング
-
1イチロー氏、珍Tシャツで会見「クーパーズでは違うかなって」 野球ボール“ドアノブ”に込めた思い
Full-Count / 2025年1月22日 12時14分
-
2大相撲の土俵入りでネット混乱「裏表間違えてる?」 化粧まわしが話題「良いことありそう」
THE ANSWER / 2025年1月22日 6時43分
-
3イチロー氏、伝説のレーザービームは「怒りのエネルギー」 物投げられ…MLBで受けた“洗礼”
Full-Count / 2025年1月22日 9時22分
-
4大谷翔平と“異例コラボ”を果たした美女「うわ、まじか」 まさかの呼びかけ「予想外すぎる」
Full-Count / 2025年1月22日 7時30分
-
5イチロー氏 史上初日米W野球殿堂入り 日本選手&アジア人初の米殿堂入り「クーパーズタウンへようこそ」
スポニチアネックス / 2025年1月22日 8時21分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください