イチロー氏〝満票逃し〟に韓国メディア反応「満場一致に失敗」「１人が見送った」

マリナーズ時代のイチロー氏

メジャー通算３０８９安打を記録したイチロー氏（５１＝マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター）が、２１日（日本時間２２日）に米野球殿堂入りを果たした。

アジア人初の快挙とあって、隣国の韓国メディアも輝かしい実績とともに続々と報道。ただ、野手では史上初となる満票に「１票」足りず、得票率が「９９・７％」だったことにも焦点が当てられている。

「ＯＳＥＮ」は「あっ！１票足りなかった イチロー氏、殿堂入り満場一致に失敗…満場一致はこんなに難しかったのか」と題し「ふたを開けてみると、投票結果を公表していない投票者の１人がイチロー氏に投票していないことが確認された。投票者３９４人のうちの１人がイチロー氏を見送ったのだ」と衝撃をもって伝えた。

また、「マイデイリー」は「日本の殿堂入り投票で３４９票のうち賛成票が３２３票（９２・６％）しか得られなかったことと比較すると、イチロー氏がメジャーリーグでどれだけ大活躍したかを確認できる瞬間だった」と報じた。

今回の〝満票逃し〟を巡っては現地メディアの間でも即座に物議を醸し、米紙「ワシントンポスト」のジョン・ヘイマン記者がイチロー氏に投票しなかった人物に対して「このバカ野郎」とＸに投稿するなど大荒れとなっている。