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佐々木朗希ドジャース入団会見「自分も被災して…今日からロサンゼルスの人と前を向きたい」

東スポWEB / 2025年1月23日 10時12分

会見した佐々木朗希。背番号は11に決定(ロイター=USA TODAY Sports)

ロッテからポスティングシステムを利用してドジャースとマイナー契約を結んだ佐々木朗希投手(23)は22日(日本時間23日)に本拠地ドジャー・スタジアムで入団会見を行い、「ここに来ると決めた以上、ベストと信じて、可能性を信じてくれる人のために前に進みたい」と決意を語った。背番号は「11」に決まった。令和の怪物のメジャーでの伝説が幕を開ける――。

冬晴れのカリフォルニアの空の下、ドジャーブルーのネクタイ、ストライプの入った紺のスーツ姿で登場した。到着時に球団公式インスタグラムで「Welcome home‘Roki(我が家へようこそ、ロウキ)」と歓迎した。

会見場には約200人の報道陣が集まり、テレビカメラ20台が並んだ。マイナー契約でも注目度の高さは別格だ。

フリードマン編成本部長に紹介されると少し硬い表情だったが、ロバーツ監督とフリードマン編成本部長からユニホームを着せてもらうと笑みがこぼれた。あいさつでは用意した紙を見て一語一句かみしめるように言葉をつないだ。

「ロサンゼルスの街が大変な時にこのようなたくさんの皆さまにお集まりいただきありがとうございます。会見を開いていただいたドジャースの皆さんに感謝いたします」と感謝を口にすると「今日ドジャースのユニホームに袖を通してみてあらためて自分はゼロからスタートするんだと、身が引き締まる思いです」

20球団以上が参加した争奪戦で最後はドジャースを選んだ。

「ひとつを選ぶのは難しい決断でした。いろいろな意見があるのは重々承知しています。ここに来ると決めた以上、ベストと信じて、可能性を信じてくれる人のために前に進みたい」

再びロサンゼルスの山火事被害に触れ、「自分も被災して苦しい思いをした。ロサンゼルスの街もつらい状況ですが、今日からロサンゼルスの人と前を向いていきたい」とかみしめた。

質疑応答で入団決定後、大谷と山本からどのような反応があったかという問いには「メッセージで連絡いただいたんですけど、自分からドジャースにお世話になりますと伝えて、それぞれようこそと連絡を頂きました」と明かした。

球団を選ぶ際に日本選手の存在は決断の上で重視しなかったと説明するとこう続けた。

「ただ大谷選手も山本選手も素晴らしい選手。それ以外にも素晴らしい選手がたくさんいるので、一緒にプレーできるかもしれない楽しみがありますが、まずはそのステージに立てるように頑張ります」。マイナー契約からスタートのため、当面の目標をメジャーとした。

チームが目指しているのは1998~2000年のヤンキース以来、今世紀初のワールドシリーズ連覇。大谷が投手復帰し、山本、スネル、グラスノーと並ぶ投手陣に佐々木が加われば盤石だ。10月にポストシーズンで11勝して笑う。佐々木がMLBを席巻する。

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