【常滑ボート・ＰＧⅠＢＢＣトーナメント】星奈美紗希 注目は菅章哉選手と遠藤エミ選手

伸び無双が魅力の菅章哉(左)と、女王の風格が増すばかりの遠藤エミ

皆さんこんにちは。星奈美紗希です！

ボートレースバトルチャンピオントーナメント――。準決勝戦までは勝ち上がりは３着条件で優勝戦の枠番は「あみだマシン」による抽選です。昨年は１回戦、準々決勝戦、準決勝戦とすべて６号艇で勝ち上がった関浩哉選手が、抽選で優勝戦１号艇を引き当てて優勝。最後の枠番抽選、とっても大事です…。

早速、注目選手を紹介しましょう。１人目は、〝ガースー〟でおなじみ！徳島支部の菅章哉選手です。チルト３度まで跳ねることができないレース場でも「チルト３度にしたいです」と答えるほどの、伸び強力の超攻撃型まくり屋！

年またぎ開催の鳴門でも、３カドまくりを決めて今年初優勝を飾っています。２０２３年９月のからつＧⅠ７０周年記念の優勝戦Ｆで１年間ＧⅠ、ＧⅡを走ることができなかった菅選手が１月から記念戦線に復帰！ ＧⅠ復帰戦となった前節の下関７０周年記念では繰り上がりで優出。「伸びに全振りしてチルト３度にします」という菅選手のコメントに、星奈はワクワクが止まりませんでした。

優勝戦はスリットからぐぐっと伸びていってまくっていくところ、インコースの宮地選手に受け止められ３着。優勝した宮地選手もレース後に「菅選手しか見ていませんでした。素晴らしいまくりでしたね」と菅選手を称賛するコメント。記念復帰戦でとてもインパクトある走りでしたよね。記念戦線に帰ってきて、驚異的な存在になることでしょう。菅選手は１回戦１１Ｒ４枠で出場。チルト３度調整からのインパクトあるまくりで、シリーズを盛り上げること間違いなしです！

２人目の注目選手は、滋賀支部の遠藤エミ選手です。昨年は夏の福岡ＰＧⅠレディースチャンピオン、冬の蒲郡ＰＧⅠクイーンズクライマックスと史上初の女子２大ビッグレース連続Ｖを達成。蒲郡では「そこから来るのー！？」と言わんばかりの５コースからまくり差しもあり、「女王」という称号がぴったりな選手だと思っています。

他の女子選手よりもＳＧ、Ｇ１や混合戦に多く出走していますが、勝率は７点台をキープ。女子レーサー初のＢＢＣトーナメント覇者は遠藤選手かも！？ 期待大です！