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野球殿堂唯一の満票・リベラ氏が児童性的虐待の隠ぺいで告発される 原告「沈黙するよう脅迫された」

東スポWEB / 2025年1月23日 15時47分

マリアノ・リベラ氏(ロイター=USA-TODAY-Sports)

ヤンキースのレジェンド投手で野球殿堂唯一の「満票選手」であるマリアノ・リベラ氏(55)と妻のクララさんが、自宅と教会関連のサマーキャンプで起きた児童性的虐待を隠ぺいしたとして告発されている。ウエストチェスター群の州最高裁判所に提出された訴状で明らかになった。

米報道によると、現在リベラ氏はニューロシェルにある教会の牧師を務めている。2018年に当時10歳だった原告の女性はクララさんに誘われ、フロリダ州のゲインズビルの教会主催のサマーキャンプに参加。そこで参加者の年上女性から寮やシャワー室で体を触られるなど繰り返し性的虐待を受けたという。

相談を受けた女性の母親がリベラ夫妻に被害を訴えたが「教会とサマーキャンプに迷惑をかけないように」と沈黙するように脅されたと主張。その後、教会関係者の男性からも性的虐待を受けたという。訴状では「リベラ夫妻は性的虐待を終わらせるために十分な措置を講じるどころか、虐待について沈黙を守るように脅迫した。自分たちの活動や敷地が安全で道徳的であり、リスクがないと偽って宣伝した」としている。

リベラ氏はヤンキースの守護神として5度のワールドシリーズ制覇に貢献。MLB史上1位の652セーブを記録し、史上最高のクローザーとして2019年に満票で野球殿堂入りしている。イチロー氏ですらかなわなかった「満票者」として再び注目されたリベラ氏だが、今はとんでもないトラブルの渦中にあるようだ。

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