韓流スターにも人気!井上尚弥が韓国ボクシング〝冬の時代〟を終わらせる?
東スポWEB / 2025年1月24日 5時6分
モンスターが冬の時代を終わらせる!? ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一戦(24日、東京・有明アリーナ)の前日計量が23日、横浜市内で行われ、4団体統一王者の井上尚弥(31=大橋)と挑戦者のWBO同級11位・金芸俊(キム・イェジュン、32=韓国)はともに1回目に55・2キロでパス。大橋ジムの大橋秀行会長は、世界最高クラスのボクサー井上が金と戦うことが、低迷期にある韓国ボクシングの復活の起爆剤になることを期待した。
現役時代にV15王者の張正九ら韓国選手と何度も対戦し、かつてのボクシング大国の強さを肌で知る大橋会長。試合2週間前に当初の挑戦者サム・グッドマン(オーストラリア)の負傷により代役となった金について、「施設で育って、ハングリー精神も旺盛。やる気をすごく見せている。(自身の現役時代は)コリアンファイターに日本人はみんな勝てなかった。その片りんは少しある」と評した。
その韓国ボクシング界は2007年以降は世界王者不在の長期低迷期。1980年代の世界挑戦者替え玉事件、当時の新興団体IBFでの韓国人王者量産などでのイメージダウンが遠因とも言われ、日本ボクシングコミッション(JBC)の安河内剛執行理事は「スポンサー離れが大きい。韓国には日本のようなチケットの手売り文化がなく、スポンサー任せだった。そのスポンサーが離れると興行が成り立たない」と説明する。だが、明るい兆しも出てきており、「最近は若いプロモーターが出てきて、手売りをするようになってきた」という。
韓国でも興行を主催する大橋会長も「韓国もこれが起爆剤になって強くなっていけばいい」とこの一戦に期待する。井上は韓国でも人気があるとのことで、訪韓すると何人もの韓流スターから「井上に会いたい」と言われ、井上の大ファンというトップスターのチャン・ヒョクと食事をしたこともあるという。
その井上と韓国選手が拳を交えることで、大橋会長は「韓国の方も注目してくれると思う」と話す。また、苦労人の金が映画「ロッキー」のごとく代役でビックマッチのチャンスをつかんだストーリーがあることから、「いい試合になれば、彼は韓国版ロッキーになっていると思う」と好勝負を期待した。
海を越えて〝モンスター効果〟は届くか?
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
一体なぜ? 井上尚弥は急遽代役で世界戦を組めたか JBC説明「特別許可が与えられた」
THE ANSWER / 2025年1月24日 8時13分
-
「スーパーバンタムの体も完成に近づいている」井上尚弥が過去最強ボディーで現役単独最多の世界戦24勝へ…24日4団体防衛戦
スポーツ報知 / 2025年1月24日 5時0分
-
井上尚弥、挑戦者キムの気迫実感「気持ちが強い」 孤児院育ちに井上陣営警戒「メラメラを感じる」
THE ANSWER / 2025年1月23日 14時26分
-
今年は米国&サウジ進出予定の井上尚弥、24日は「凄く大事な位置付け」 相手変更も問題なし
スポニチアネックス / 2025年1月22日 15時47分
-
井上尚弥に挑戦のキム・イェジュン来日 日韓激闘を予告「井上選手のパンチも受けられる」
東スポWEB / 2025年1月16日 17時33分
ランキング
-
1イチロー氏米野球殿堂入り 過去の放送禁止用語発言ぶり返され「凄く後悔」「そういうこと言うのやめよう」
スポニチアネックス / 2025年1月22日 9時1分
-
2イチロー氏の262安打は「永遠に破られない」 すでに神の領域…無敵状態を米指摘
Full-Count / 2025年1月23日 18時48分
-
3【DeNA】不倫謝罪の東克樹にファン複雑「やっぱり」「最初からするなよ」「日本一が台なし」
東スポWEB / 2025年1月23日 15時3分
-
4横浜・村田監督 V見据え「いつも通りのことを淡々とやっていく感覚」 24日センバツ出場校発表
スポニチアネックス / 2025年1月24日 5時3分
-
530億円契約・井上尚弥にもう一つの重圧「落とせない」 陣営も「いろいろな意味で…負けない」
THE ANSWER / 2025年1月23日 20時3分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください