〝濡れ衣〟大谷翔平に謝れ！ 水原一平被告の詐欺電話公開で「多くの人が謝罪しなければ」

ドジャース・大谷翔平と水原一平被告（2024年2月）

ドジャース・大谷翔平投手（３０）の元通訳で、銀行詐欺などの罪で起訴された水原一平被告（４０）の音声が２３日（日本時間２４日）に公開され、大きな衝撃を与えた。

水原被告は銀行員との電話で「ショウヘイ・オオタニ」と名乗り「車のローンの返済です」などと語り、大谷の口座にアクセスする６桁のコードも読み上げた。こうした手口で１７００万ドル（約２６億５０００万円）もの巨額な資金を懐に入れ、違法なギャンブルにつぎ込んでいた。米メディア「アスレッチック」が公開した生々しいやりとりに、ネット上などでは大谷と水原被告の声の違いに気づかない銀行員へのツッコミなども入ったが、銀行側をだました〝動かぬ証拠〟に大谷への謝罪を要求する声も上がった。

サイ・ヤング賞に３度輝いたジャスティン・バーランダーの弟で、「ＦＯＸスポーツ」のアナリストを務めるベン・バーランダー氏はＸ（旧ツイッター）に「多くの人が大谷翔平に謝罪しなければならない。彼の元通訳、水原一平が銀行との電話で翔平になりすました音声がここにある」と投稿した。

世界を驚がくさせた裏切り行為が発覚した当初、大谷が無関係であることを訴えても、連邦捜査局（ＦＢＩ）が「大谷は詐欺の被害者だった」と表明しても「大谷が知らなかったことなどあり得るのか」と疑惑の目が向けられ続けた。それだけに同氏は我慢ならなかったようだ。