【スターダム】中野たむ Ｓ・キッドに忠告「私がって言っているうちは、このベルトは奪えない」

アーティスト王者の中野たむ(右)らと対峙するスターライト・キッド(左から2人目)

女子プロレス「スターダム」のアーティスト王者・中野たむが、次期挑戦者のスターライト・キッドに忠告だ。

２３日の新木場大会でキッドが属する「ネオジェネシス」が、新春ユニット対抗リーグ戦を優勝。ネオジェネシスにはスターダムの管理する王座のうち２つの王座への挑戦権が与えられ、キッド＆ＡＺＭ＆天咲光由でアーティスト王座に、鈴季すず＆星来芽依でゴッデス王座に挑戦を表明していた。

なつぽい、安納サオリとともにアーティスト王座を保持する中野は、２５日のベルサール高田馬場大会に出場。なつぽい、安納、水森由菜と組み、キッド、ＡＺＭ、星来、浜辺纏組と対戦した。

試合では両軍が入り乱れる大乱闘が勃発。どちらも譲ることはなく、一進一退の攻防を展開した。１０分過ぎ、浜辺をとらえた水森が躍動。最後は水森が新技「肥後モッコス」という複合関節技で、浜辺からギブアップ勝ちを奪った。

試合後、水森と抱き合い健闘を称えた中野だったが、マイクを持つと表情が一変。キッドらをにらみつけ「ネオジェネシス、ユニットトーナメントを優勝して今一番勢いに乗ってるユニットだけど、私たち最上級のコズエンには勝たせない」と言い切り、２月２日の東京・後楽園ホール大会での王座戦開催を提案した。

ＡＺＭと共に快諾したキッドから「最上級トリオ？ フッ。サオリからも、なつぽいからも、中野たむからも輝きを全部ネオジェネシスが、私が、奪ってあげる。アンタたちからは何にもなくなっちゃうよ」と宣戦布告された。

キッドの言葉に中野は「私が、私が、私がって言っているうちは、このアーティストのベルトは絶対に奪えないよ」と不敵な笑みを浮かべた。