松田元太のフジ連ドラ初主演にも影響か 中居〝性的トラブル〟にピリつく旧ジャニーズ

Ｔｒａｖｉｓ Ｊａｐａｎ松田元太

人気グループ「Ｔｒａｖｉｓ Ｊａｐａｎ」の松田元太が、激震のフジテレビに気が気でないという。

芸能界引退した中居正広の女性トラブルはフジをも飲み込み、社会問題化。フジ幹部社員の関与が疑われると、多くのスポンサーが同局に提供するＣＭを差し止めた。その数、実に７５社超にのぼるという。

テレビ局にとってＣＭ収入は生命線。実入りが激減すれば、ツケは局員の給料、番組制作費に回ってくる。芸能プロ幹部の話。

「〝フジ離れ〟が起きているのはＣＭスポンサーだけではありません。番組制作の現場においても、ロケ地から断られるなどの弊害が出ています。制作費圧縮でタレントのギャラが今後低く抑えられる可能性もある。わざわざフジの番組に出るメリットが薄れてきている」

なかでも旧ジャニーズ事務所の流れをくむＳＴＡＲＴＯ ＥＮＴＥＲＴＡＩＮＭＥＮＴはピリついているという。４月期の火曜午後９時の枠で松田の初主演ドラマ「人事の人見」が決まっているからだ。２５日放送の「芸能人が本気で考えた！ドッキリＧＰ」の中で発表された。テレビ関係者が明かす。

「脇を固めるのは桜井日奈子さんや前田敦子さんら実力俳優たち。松田さんにとっては民放初主演ドラマで、今後は俳優業にも力を入れていきたいそうです」

その矢先に起きたフジの大騒動。スポンサー離れの流れから、せっかく放送したのにＡＣジャパンのＣＭで埋め尽くされてはモチベーションも下がるだろう。

トラブルの性質が「性的なもの」である可能性が高いことも看過できない。旧ジャニーズ事務所は一昨年に解体されたが、その原因は創業者ジャニー喜多川氏の〝性加害問題〟だった。

「今回のフジの騒動では『上納』『献上』というワードも飛び交っている。なかにはジャニー氏の問題と関連付ける報道もある。このタイミングで松田さんが主演するのは果たして得策なのか。ＳＴＡＲＴＯ社が神経質になるのも無理はありませんよ」（同）

クランクインは２月半ばの予定で「現時点でスケジュールに変更はない」（関係者）というが、騒動が過熱すればどうなるかわからない。事実、清野菜名が主演するフジ月９ドラマ「１１９エマージェンシーコール」では、総務省消防庁とタイアップした消防職員ＰＲポスター５５００部の配布が無期限延期となっている。

一日も早く事態が収束すればいいが…。