ヤクルト・村上宗隆の一発は大谷、ジャッジに匹敵する――MLB公式サイトが〝ネクスト朗希〟大絶賛
東スポWEB / 2025年1月26日 17時3分
MLB公式サイトが25日(日本時間26日)、ヤクルト・村上宗隆内野手(24)の特集記事を掲載した。「朗希が来た。このスーパースタースラッガーが次になるかもしれない」の見出しで「彼がMLBに移籍した場合、彼に何を期待すべきかを紹介する」と村上の経歴を伝え、類まれなパワーを絶賛した。
「村上の長打数は桁外れだ。彼は56本塁打のシーズンだけではなく、25歳になる前に5回の30本塁打のシーズンがある。メジャーリーグの選手は誰もそれを成し遂げたことがない」と指摘。村上はここまで224本塁打をマークしているが、25歳シーズン前のメジャー記録は殿堂入り選手のエディ・マシューズの190本だとし「彼はどのリーグでプレーしていても、エリートの力を持つ選手だ」と断言した。
さらに2023年のWBC決勝の米国戦で村上が放った同点弾の動画も添付し「WBC全体で最も難しい本塁打だった」と解説。村上はダイヤモンドバックスのメリル・ケリーから時速115・1マイル(約185キロ)、432フィート(約132メートル)の特大弾を右中間スタンドの二階席に突き刺した。
MLBの24年シーズンで時速115マイル以上の本塁打を放ったのはドジャース・大谷翔平、ヤンキースのアーロン・ジャッジらわずか14人で「野球のボールを強く打つことができるのはスキルだが、あれほど強く打ち込むことができるのは、まったく別の話だ。村上がメジャーリーグの先発投手からこのようなマンモスホームランを打ったことは、彼のパワーがメジャーリーグでどのように反映されるかを示している」と、MLBでも本塁打を量産できると予想した。
その一方、NPB史上最年少で3冠王を獲得した22年以降、三振数が急増している点にも触れ「三振数をコントロールする必要がある」と課題も挙げた。
2月に25歳となる村上は今オフのMLB挑戦を公言。順調にシーズンを送れば、争奪戦となる可能性が高い。同サイトも「村上はまだ若く、並外れた生産性を持ち、MLBで偉大なパワーヒッターになるための測定可能なツールをすべて備えている。もし彼が来シーズン、日本のスター選手たちの足跡をたどることができれば、彼が再びピークに戻り、メジャーでもスターになると信じる価値がある」と渡米を心待ちにしている。
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