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ナショナルズ決定!小笠原慎之介が「メジャーで通用する」3つの要素 門倉健氏が断言

東スポWEB / 2025年1月27日 6時3分

ナショナルズとのメジャー契約を勝ち取った小笠原慎之介

中日からポスティングシステムでMLB入りを目指していた小笠原慎之介投手(27)の新天地がナショナルズに決定した。2年総額350万ドル(約5億4600万円)のメジャー契約を勝ち取り、夢のスタートラインに立った。米メディアからは厳しい評価も上がっていたが、中日の元二軍投手コーチで小笠原をよく知る門倉健氏(本紙評論家)は「メジャーでも通用する」と断言。その根拠に挙げた3つの要素は――。

昨季の小笠原は24試合に登板して5勝11敗、防御率3・12。奪三振率5・11は規定投球回に達したセ・リーグ投手の中で最も低い成績だっただけに、米報道では懐疑的な目も向けられていた。

だが、門倉氏は「メジャーでも通用すると思います」と楽観視。その理由としてまず挙げたのが、小笠原が4年連続で規定投球回をクリアしていることだ。「アメリカではローテーションを守れる投手は貴重。どのチームも故障者が出て先発のやりくりに苦労している。1年間、しっかりと投げられる投手は評価される」。左腕のタフネスぶりはメジャーでスターターを務めるための大きな武器になるとみている。

さらに門倉氏は、小笠原のストロングポイントとして「縦に大きく曲がるカーブはメジャーでも通用すると思う。ああいう球を投げられる投手は向こうでもそんなにいない」と断言。門倉氏は現役時代の2009年にカブスとマイナー契約を結び、キャンプに参加。その時、チームメートとなった田口壮氏(カージナルス、フィリーズなど)から「真っすぐ、フォーク、スライダーだけでは厳しい。曲がらなくてもいいから緩いカーブを投げた方がいい。そうすれば打者の目も変わってくるから」とアドバイスを受けたという。

それだけに「慎之介は真っすぐが速い投手じゃないから苦労するという見方もあるが、それを縦のカーブで十分に補えると感じています」と分析している。

そして門倉氏が高く評価しているのが小笠原の明るい性格だ。「彼の場合はいつもにこやかで向こうに行ってもチームメートと仲良くできるのではないか。そこはすごく大事だと思います。いろんなアドバイスも話の中でもらえるだろうし、あいつなら聞けるはず」と新しい環境にも柔軟に対応できるとした。

「(メジャー挑戦は)誰もができることではない。そこに行くということの勇気も僕は買ってあげたい。頑張ってほしいです」。かつてのまな弟子に熱いエールを送っていた。

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