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【卓球】17歳Vの松島輝空 高まるロス五輪への期待…松下浩二氏「もうそろそろ出てこないと」

東スポWEB / 2025年1月27日 6時3分

決勝でも篠塚大登(奥)を圧倒した松島輝空

17歳の若武者が〝ロスの星〟に名乗りを上げた。卓球の全日本選手権最終日(26日、東京体育館)、男子シングルス決勝は、松島輝空(木下アカデミー)がパリ五輪代表の篠塚大登(愛知工大)を4―1で下して初優勝。17歳8か月での日本一は、張本智和(智和企画)、水谷隼に次ぐ歴代3位の年少記録となった。

補欠として同行したパリ五輪は「五輪の環境を味わえたのみ」。代表選手たちを陰で支える一方で「出られなかった悔しさが本当に強かった」と複雑な気持ちが募った。あの日から約5か月半。あふれ出る思いを日本一決定戦の場で晴らした。準決勝でエースの張本、決勝で篠塚とパリ五輪組を立て続けに撃破。「どこか大舞台で自分が倒したいと思っていたので、ここでしっかり倒せて良かった」と声を弾ませた。

パリ五輪の男子団体は3位決定戦でフランスに敗戦。3大会連続のメダル獲得を逃した。2028年ロサンゼルス五輪でのメダル奪取を目指すにあたり、松島の躍進は必要不可欠だ。日本卓球界初のプロ選手で五輪4大会連続出場の松下浩二氏(57)は「ロス五輪を考えた時には、もうそろそろ松島選手が出てこないといけない。今の男子の選手層を考えると、松島選手がやっぱり世界ランキングの上位に上がってこないと、日本が世界で戦う上で苦しい部分がある」と期待を寄せている。

松島が掲げる最大の目標は「五輪金メダル」だが、まずはロサンゼルス五輪への出場が最初の壁となる。「ロス五輪に行くためには、世界で勝つのも大事だけど、国内でもある程度は勝てないといろんな方々から応援もされない。日本でしっかり勝って、世界の舞台で勝つことが大事だと思う」と力強く宣言。日本一決定戦で得た自信を胸に、世界へ羽ばたいていく。

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