村上宗隆の「逆さＬＡ帽」が波紋「好きな球団なのか、契約しないと言っているのか」＝米報道

村上宗隆

今シーズンオフにＭＬＢに挑戦すると見られるヤクルト・村上宗隆内野手（２４）の「ＬＡ帽写真」が米メディアを混乱させている。ＭＬＢ公式サイトは２６日（日本時間）、佐々木に次ぐスターとして掲載。「佐々木朗希が来た。次のスターは村上宗隆だ。大谷、山本、佐々木と、ここ数シーズン若い日本のスターの波が続いている。そして来年もまた大きな波がやってくるかもしれない。２年前にＮＰＢで５６本塁打を放ち、伝説の王貞治氏が保持していた日本人選手のシーズン最多記録を破ったスーパースターだ」とし、３冠王、ＭＶＰ２回、ＷＢＣでの活躍など輝かしい経歴を紹介している。

村上をめぐってはメッツ、ヤンキース、レッドソックスなどが積極的と見られ、米メディア「ＢＭＶスポーツ」は「２０２６年のフリーエージェントが近づくにつれ、この３チームが村上を確保するための取り組みを強化することが予想される。チームを変革させる選手になる可能性を秘めており、そのユニークなパワーと実績によりＭＬＢ球団の最大のターゲットになっている」と関心を寄せているという。

しかし、そんな中で村上が時折ＳＮＳに投稿する「ドジャース帽を被った写真」がメディアを混乱させてもいる。昨年末から何度も「ＬＡ」のロゴが逆になった黒いキャップでプライベート写真をアップし、１月には帽子を被ったままラーメンをすする顔面アップの動画を投稿した。当然「ＬＡ」が強調され、あえて〝アピール〟していると思われても仕方ない。

これに対して「ニューズウィーク」は「このＳＮＳが何らかの指標ならドジャースが勝つかもしれない。好きなチームをドジャースと明かしているのかもしれない」としながらも「ただキャップは青ではなく黒で、チームの特徴的なＬとＡが重なり合ったロゴが逆さまになっている。ということは村上はドジャースと契約しないと言っているのかもしれない。あと３６５日ほど経たないと分からないだろう」と推察しているが、果たして村上の真意は…。