【大相撲】豊昇龍が叔父の元朝青龍へのリスペクト語る「入門してこんなにすごい人なのだと思った」

叔父の元横綱・朝青龍について語った豊昇龍

大相撲初場所で優勝した大関豊昇龍（２５＝立浪）が、叔父の元横綱朝青龍（４４）へのリスペクトを語った。

豊昇龍は２７日、東京・台東区の部屋で一夜明け会見に臨んだ。前日の千秋楽で優勝決定巴戦を制し、自身２度目の賜杯を獲得。日本相撲協会の審判部は横綱に昇進させる方針を決定し、この日に行われる横綱審議委員会で推薦を得られれば、２９日に正式に新横綱となる。

通算２５回の幕内優勝を果たした偉大な叔父について「自分は子供の時から横綱という人を隣から見てきた。その時は横綱というよりおじさんとして見ていた。大相撲の世界に入門して、横綱ってこんなにすごい人なのだと思った」と熱弁。その上で横綱昇進に向けて「何も言うことがない。言葉が出ない。うれしいとしか言えない」と喜びを語った。

今回の優勝決定後に朝青龍からまだ連絡はきていないというものの、その叔父は２６日に自身の「Ｘ」で「プレッシャに強い奴勝てる。教え」と祝福のコメントを寄せていた。

叔父と同じ番付の頂点で迎える予定の春場所（３月９日初日・大阪府立体育会館）に向けて「昨日で初場所は終わったし、すぐに春場所が始まる。また一から稽古して体をつくって、気持ちをもっと強くして春場所を迎えたい」と力を込めた。