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【RIZIN】鈴木千裕 宿敵クレベル・コイケと〝フュージョン出稽古〟決行へ「1か月くらい、住み込みで」

東スポWEB / 2025年1月28日 5時3分

クレベルとの大激闘を経て…現在の胸中を語った鈴木千裕

前RIZINフェザー級王者で〝天下無双の稲妻ボーイ〟こと鈴木千裕(25)が独占インタビューに応じ、注目を集めた死闘の舞台裏や今後のプランを激白した。昨年大みそかの格闘技イベント「RIZIN.49」(さいたまスーパーアリーナ)で、クレベル・コイケ(35=ブラジル)とのタイトル戦に臨むも判定0―3で敗れて王座から陥落。年をまたいで行われた激闘は、多くのファンの心を打った。そんな鈴木が描く再起の道とは――。

――大みそかはお疲れさまでした

鈴木 ありがとうございます。今、自分が持っている能力を出し切った結果なので、悔いはないです。課題ができたので、試合が終わって控室で試合動画をチームのみんなと見て「クレベルのところに(練習に)行こう!」となりました。

――では、まず試合の振り返りから。相手がタックルから引き込んでくるのは想定していたのか

鈴木 していましたね。それでも(ペースを)持っていかれるっていうのがすごいので、それを学びたいです。

――それでも終盤の三角絞めを脱出するなど、一本は許さなかった

鈴木 頑張って外しました。苦しかったけど。

――試合全体をどう見るか。接戦に見えたが

鈴木 競っていたんじゃないですかね。手数で言ったら取られていますけど、後半にダメージを取り返したので。

――3ラウンドにヒジ打ちで流血させた

鈴木 あそこでカットを取った時に、冷静にスタンドに戻せば、また展開は変わったと思うんです。それは(セコンドにも)「立てば勝ってたよ」って言われました。でも、とにかくKOしたかった。それで「結果がどうあれ攻めに行こう」と思って前に行っちゃったんです。で、結果的にマウントを取られた。僕の判断で負けたから悔いはないです。課題が残った。

――その課題とは

鈴木 クレベルです。

――どういうことか

鈴木 彼のマインドを取り入れることができれば、負ける要因がなくなると思うんです。ドラゴンボールでいう〝フュージョン〟です。「悟空とベジータを合わせたら強い」みたいな。もちろんまるまるコピーはできないし、鍛錬も必要です。数か月程度では学び切れないですけど、練習への向き合い方とかマインドの部分は習得できると思うんで。だから(出稽古に)行きます。同じ高みを目指す者同士で、受け入れてくれていると思う。

――クレベルのもとでクレベルそのものを学びたいということか

鈴木 そうです。試合後にDMで「戦ってくれてありがとうございます。お互いのケガが癒えたら練習に行かせてください」って送ったんです。そしたら「いいよー、おいで」って言ってくれたので。

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