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【ブルーリボン賞】主演女優賞・河合優実は売れっ子の実感なし「街で全然声を掛けられない」

東スポWEB / 2025年1月29日 5時13分

ブルーリボン賞主演女優賞の河合優実

在京スポーツ紙7紙の映画担当記者(東京映画記者会)が選考する「第67回ブルーリボン賞」各賞が決まり、29日に発表した。主演女優賞は河合優実(24)で、「あんのこと」「ナミビアの砂漠」が評価された。第64回(2021年度)で新人賞を獲得してからわずか3年で主演女優賞に上り詰めた。

「あんのこと」では実際に起きた事件をモチーフに過酷な環境下から抜け出そうとする少女を、「ナミビアの砂漠」ではやり場のない感情を抱いた等身大の21歳をそれぞれ演じた。

「自分が演技をして、映画として人に届く意味を考え直したというか。自分の姿勢にすごく影響した作品でした」

両作が高い評価を受けた。昨年1月期連続ドラマでは、TBS系ドラマ「不適切にもほどがある!」で存在感を放つなど、24年は飛躍の年だった。

それでも、売れっ子女優の仲間入りを果たした実感はまだない。

「街でも全然声を掛けられないです。だから売れていないんだろうな」と笑った。

冷静に、慎重に、言葉を紡ぐ河合には24歳らしからぬ落ち着きがある。アンニュイな表情が魅力の一つだが、これはあくまで〝よそゆき〟だという。

「たぶん外だと我慢しているんだと思います。落ち着こうって。こういう(仕事の)場所ではちゃんと言葉を届けたいですし」

プライベートでは感情をさらけ出すという。

「家ではめちゃくちゃうるさいですよ。もう叫んでいます」

お笑い好きでもある。一番笑ったのが、昨年12月の「Mー1グランプリ」だ。

「お笑いの賞レースは毎年、見ています。小さいころから家族で見るのが定番だったので。昨年もすごい笑いました」。お笑いの賞レースの観賞は河合家恒例のイベントだという。

昨年9月から放送されたサントリー「クラフトボス」のCMでは、今年度のブルーリボン賞で助演女優賞を受賞した小泉今日子(58)のヒット曲「なんてったってアイドル」をかれんに歌い上げた。「ふてほど」でも小泉の楽曲を披露したが、本人と面識はない。

「謝りたいです。私みたいな者が歌ってよかったのか」とこうべを垂れ、「お礼を伝えたいと思っていたので授賞式で会えるのがとてもうれしいです」とほほ笑んだ。

受賞者は以下の通り。

作品賞 「侍タイムスリッパー」(安田淳一監督)
監督賞 入江悠監督「あんのこと」
主演男優賞 山口馬木也「侍タイムスリッパー」
主演女優賞 河合優実「あんのこと」「ナミビアの砂漠」
助演女優賞 小泉今日子「海の沈黙」「碁盤斬り」など
助演男優賞 大沢たかお「キングダム 大将軍の帰還」
新人賞 早瀬憩「違国日記」「あのコはだぁれ?」
外国作品賞 「オッペンハイマー」

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