三浦瑠麗氏 週刊文春の記事訂正に「読み込んでいれば、こっそり変えていることがわかったはず…」
東スポWEB / 2025年1月29日 11時34分
国際政治学者の三浦瑠麗氏が29日、「X」(旧ツイッター)を更新。元タレント・中居正広氏の女性トラブルを報じた「週刊文春」が、記事を訂正したことについての考察をつづった。
文春電子版は「訂正」として、12月26日発売号掲載記事で事件当日の会食について「X子さんはフジの編成幹部A氏に誘われ」としていた部分を「その後の取材によりX子さんは中居に誘われたとしていましたが、その後の取材により『A氏がセッティングしている会の“延長”と認識していた』ということがわかりました」と説明。「お詫びして訂正いたします」としている。
これが会社ぐるみの“性接待”という前提を覆すもの、として問題になっているが、三浦氏は「週刊文春の後出し訂正記事が話題だが、きちんと記事を読み込んでいれば、第二弾記事以降、マンションに行くことになった経緯のストーリーをこっそり変えていることがわかったはずだ。こっそりとは言っても、単に訂正したり謝っていないだけだから、読めば普通にわかる。A氏による誘いだから断れない→中居氏からの誘い」と、表現を変えていた点を指摘。
この変化について三浦氏は「だからこそ、1/22時点でわたしは以下の投稿で誤報や印象操作を指摘している」と、文春が表現を変えてきたことを22日にXに投稿したと説明した。
ただ、その反応は意外なもので「しかし、誤報の事実の指摘に対して無関係なコミュニティノートが付けられるなどし、抗議が飛んできた。週刊文春が正しくあってほしいという彼らの願望がまさに認知を歪めている」と嘆いている。
続けて、27日のフジテレビの長時間会見にも言及し「フジテレビの会見で質問に立った記者らは、他媒体であるところの週刊文春の続報における矛盾をまったく顧慮せず、まるで週刊の記事は一言一句正しいかの如く、居丈高に質問していた。質問をするならば、思い込みを開陳したり相手を恫喝するのではなく、冷静に一つ一つファクトファインディングすべきだ。記者らが誤報と矛盾に気づいてさえいれば、あの10時間半はもっと有効活用できたはずだ」と持論を展開。
その上で「そして誤報とその後の思い込みに基づいて誹謗中傷をした人は誰も謝らないので、傷ついた名誉は回復されない。報道被害についても考えるべき時にきている」と訴えている。
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