豊昇龍が叔父の元横綱朝青龍に報告電話「協会の看板なんだからしっかり考えてと言われた」

豊昇龍

大横綱の反応は…。日本相撲協会は２９日、大関豊昇龍（２５＝立浪）の横綱昇進を正式に決定した。豊昇龍は東京・台東区の立浪部屋で行われた伝達式後に会見。叔父の元横綱朝青龍に報告の電話を入れたことを明かした。

元朝青龍と同じ番付に上り詰めた豊昇龍は「自分が子供の時から隣から見てきた人。子供の時から横綱じゃなくて、叔父さんとして見ていたので。大相撲に入門してから、やっぱり横綱ってすごい人なんだなと感動していた。自分は頑張らなくちゃいけないという気持ちでやってきて、今、同じところに来ている。自分を入門させてくれて、恩返しできたかな」と感慨もひとしお。

その叔父とは大関昇進後に疎遠になった時期もあったようだが「昨日、僕から電話しました。『よくやったな。もう横綱なんだ。これからは協会の看板力士なんだから、しっかり考えていきなさい』と言われたので。自分も『しっかりやっていきます』と言いました。（叔父の言葉は）もちろん、うれしかったです」と笑顔を見せた。