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昨年の映画興行収入で邦画が過去最高を記録 上位10本のうち6本がアニメ

東スポWEB / 2025年1月29日 16時3分

左から松竹・高橋敏弘氏、東宝・松岡宏泰氏、日本映画製作者連盟の鳥谷能成氏、東映・吉村文雄氏、KADOKAWA・夏野剛氏

一般社団法人「日本映画製作者連盟」の新年記者会見が29日、都内で行われた。会見には同連盟の鳥谷能成会長をはじめとする加盟4社(松竹、東宝、東映、KADOKAWA)の代表が出席した。

この日は邦画・洋画含む全体の、昨年の興行収入が約2069億円と発表。また、興行収入10億円以上を記録した映画ランキングも明かされた。

1位は2024年4月に公開された、シリーズ27作目となる「名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)」(東宝)で158億円。2位は「劇場版ハイキュー!!ゴミ捨て場の決戦」(東宝)で116億円となった。

鳥谷氏は23年に起きた米の映画俳優組合・テレビ・ラジオ芸術家連盟(SAG―AFTRA)によるストライキの影響が昨年にも及び、洋画の興行収入が停滞していることを指摘。一方で邦画は好調で、これまで歴代1位だった16年の興行収入を大きく上回り、新記録となったことを発表した。

その背景としては「アニメが好調で、2作品が興収100億円を突破。邦画上位10本のうち6本を占めております」と説明した。東宝の松岡宏泰氏は上位作品の大ヒットを受けて「アニメも実写も本当に稼働してくれた良い年だった」と振り返った。

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