マドンナがトランプ新大統領の政策を糾弾 LBGTQコミュニティーへの支持を表明
東スポWEB / 2025年1月29日 18時33分
マドンナが自身のX(旧ツイッター)を28日に更新し、反トランスジェンダーなと社会的弱者を標的とした政策を数多く打ち出したドナルド・トランプ米大統領を批判した。
マドンナはXでLBGTQコミュニティーへの支持を表明。トランプ氏が20日に新大統領に就任した直後、トランスジェンダーの人々が軍に入隊・勤務することを禁じる大統領令に署名したことを糾弾した。
マドンナはセルフィー写真とともに「私たちが長年かけて勝ち取ってきた自由を、新しい政府がゆっくりと解体していくのを目の当たりにするのはとても悲しい。戦いをあきらめないで!」と怒りに満ちた言葉を投稿した。自由が何なのかは明言されていなかったが、投稿にはハートブレイクマークとLBGTQプライドの旗の絵文字が添えられていた。
トランプ大統領は27日に「軍の卓越性と即応性の優先」という大統領令に署名。この命令は、トランプ第1期政権時の政策を復活させるものであり、トランスジェンダーの人々が軍に入隊して、公に勤務できるようにした2021年のジョー・バイデン氏による大統領令を撤回する内容となっている。
マドンナは長年にわたり、トランプ大統領への不快感を明確に表明してきた。昨年11月の選挙後に彼女は、チェリーに囲まれて〝F*** Tramp〟(くそ食らえ、トランプ)と書かれた黄色とオレンジのケーキの写真をインスタグラム・ストーリーズに投稿して「昨夜はこのケーキを口いっぱい頬張ったよ」とコメントを添えた。
その次のストーリーでは「経済的に都合が良いからってだけで重罪犯でレイプ犯で不寛容なあいつが、なぜわが国のリーダーに選ばれたのか理解に苦しむ」と、闘争的な批判を自身のセルフィー写真の上に書き込んでもいる。
66歳になっても反権力を貫き、差別と闘い続けるマドンナ。弱者を守るための闘いはまだまだ続きそうだ。
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