【エボリューション】諏訪魔社長が新方針激白「男女関係なくいいものはいい。そういう時代だろ」

大会冒頭で意気込みを語った諏訪魔

男女の垣根を投げるぞ、オイ！ 「エボリューション」改め「プロレスリング・エボリューション」の新体制初となる興行が２９日に新宿フェイスで行われ、盛況のうちに幕を閉じた。

これまで女子プロレス団体として展開してきたエボリューションだが、今年１月１日の諏訪魔（４８）の社長就任とともに団体名を改めて女子部と男子部が共存する形に進化。大会冒頭でリングに上がった諏訪魔は「所属選手みんなと大きい団体にしていきたいと思います。応援のほどよろしくお願いします」と意気込み。試合でも盟友の石川修司と一騎打ちして引き分けるなど独自の世界観で、立ち見を含め超満員札止め４９４人の観客を熱狂させた。

その後、取材に応じた諏訪魔はこれからのエボリューションについて「一度の興行でエボ女（女子部）とエボ男（男子部）の両方を見られる団体にしていこうと思ってます」と胸を張る。詳細についてこう説明した。

「６試合なら、男女３試合ずつでもいいし、その時盛り上がっている方が４試合でもいい。ただ、ミックスマッチをやるつもりはなくて、試合で競ってほしい。男女関係なくいいものはいい。そういう時代だろ、オイ！」

自身も積極的にこのリングに上がるつもりだ。諏訪魔は「全日本ではできなかったカードもできるだろうし。今まで培ったものを生かして、本当の戦いを追求していきたい」と意気込んだ。

最後に現３冠ヘビー級王者の斉藤ジュンが自身との防衛戦を希望していることにも反応。「まだまだだな。どうしてもやりたいなら、もっと響かせてみろ。俺は忙しいんだ」と切り捨てていた。