マンＣ指揮官 土壇場でＰＯ進出に「心は自由になった」と歓喜も相手はレアルかバイエルン

プレーオフ進出を決めて喜ぶグアルディオラ監督㊨（ロイター）

欧州チャンピオンズリーグ（ＣＬ）１次リーグ最終戦（２９日＝日本時間３０日）は各地で行われ、決勝トーナメントに進出する８チームとプレーオフに進む１６チームが出そろった。

最終戦を前に勝ち点８で２５位とプレーオフ圏外の敗退危機だったマンチェスター・シティー（イングランド）は本拠地でクラブ・ブリュージュ（ベルギー）と対戦。前半４５分に先制を許し、不穏なムードが漂う中、後半８分にＭＦマテオ・コバチッチのゴールで追いつくと、１７分にオウンゴールで勝ち越し。３２分にＦＷサビーニョが追加点をマークした。勝ち点３を積み上げたマンＣは２２位に滑り込み、土壇場で敗退を免れた。

ジョゼップ・グアルディオラ監督は「後半に私たちの魂が高まり、心は自由になった」と喜んでいたが、決勝トーナメント進出をかけたプレーオフでは、強豪のバイエルン・ミュンヘン（ドイツ）かレアル・マドリード（スペイン）と対戦する。指揮官は「それは２週間後のことだ。いい試合ができると期待している。ベストを尽くせる選手がそろうことを願う」と語っていた。

ここまで７連勝のリバプール（イングランド）はアウェーでＰＳＶアイントホーフェン（オランダ）に２―３で逆転負けも首位で決勝トーナメントに進出。日本代表ＭＦ遠藤航もフル出場した。モナコ（フランス）の同ＭＦ南野拓実は敵地インテル（イタリア）戦にスタメン出場するも、前半に退場者を出したい影響もあり、０ー３で完敗した。モナコは１７位でプレーオフに進んだ。