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大谷翔平「50‐50」裁判和解 50盗塁達成の二塁ベース所有権主張していた男性が訴訟取り下げ

東スポWEB / 2025年1月30日 11時39分

マーリンズ戦の2回に51個目の盗塁となる二盗を決める大谷(24年9月19日)

ドジャースの大谷翔平投手(30)の「50本塁打―50盗塁」にまつわる訴訟の一つが和解に達したことが29日(日本時間30日)に分かった。ニューヨーク市が拠点の法律ニュースサービス「LAW360」が伝えた。

大谷は昨年9月19日のマーリンズ戦で49、50、51号を放ち、50、51個目の盗塁を決め、「50―50」を達成した。訴訟の対象となったのは2回に51個目の盗塁を決めた二塁ベースだ。

サウスカロライナ州在住のジェームズ・ゴセット氏は大谷の偉業達成を確信。50盗塁を達成した場合、到達したベースは記念品として交換されることが確実なため、マーリンズの担当者にメールを送り、スタート地点のベースを2500ドル(約38万2500円)で予約した。何度かメールをやりとりし、購入を保証されたという。

大谷は初回に二塁打を放ち、すぐに三盗に成功し50盗塁目をマーク。三塁ベースはすぐに取り外されたが、二塁ベースは交換されず。続く2回に右前打で出塁すると二盗に成功、51盗塁目となった。50個目の盗塁のスタート地点だった二塁ベースは51盗塁目の記念ベースとなり、ドジャースが持ち帰った。マーリンズの担当者から「購入できません」と連絡があった。そのため、正当な所有権を主張して購入契約の違反でマーリンズ、購入契約の妨害でドジャースを提訴した。

行方が注目されるなか、ゴセット氏は29日に米国フロリダ州南部地区地方裁判所に訴訟取り下げを申請した。同書類には「連邦民事訴訟規則、および全当事者間で締結された和解契約に基づき、両当事者の下記署名弁護士により、原告ジェームズ・ゴセットが被告マイアミ・マーリンズに対して主張したすべての請求は、自発的に棄却され、各当事者は自身の弁護士費用、経費、および支出を負担するものとすることが規定され、合意されます」と記されている。ゴセット氏は確定力のある決定として再び訴えなどを起こさないと約束した上で訴えを取り下げたという。和解条件などは明かされていない。

「LAW360」によると、ゴセット氏ならびにマーリンズ、ドジャースの関係者にコメントを求めたが、返事はないという。50号のホームランボールは競売にかけられ、台湾の投資会社UCキャピタルが439万2000ドル(約6億7000万円=当時)で落札。しかし、複数人が所有権を主張し、訴訟となっている。

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