【巨人】新外国人キャベッジは大谷翔平門下生だった「日頃の努力、野球に対する姿勢を学んだ」

髭を剃り会見に出席したキャベッジ

巨人の新外国人、トレイ・キャベッジ外野手（２７＝前パイレーツ）が３０日、川崎市のジャイアンツ球場で入団会見を行い、「巨人軍の歴史というものは前々から知っていたので、ジャイアンツの一員となれてとても興奮している。健康に力強くシーズン通して頑張っていきたい」と力強く語った。

トレードマークだったヒゲを６年ぶりにきれいサッパリそって登場。「そったのは今朝。顔が若干、風に当たって冷たいな思うけど、すぐに適応すると思う。全然心配してないよ」とニヤリ。ヒゲ、長髪などが禁止という不文律のある〝ジャイアンツの掟〟に早速、のっとった。

身体能力が高く、外野と一塁を守れる左打ちの長距離砲だ。米国出身で２０２３年はエンゼルス傘下３Ａで３０本塁打を放ち、打率３割６厘、８９打点、３２盗塁をマークしトリプルスリーを達成。７月にメジャーデビューを果たし、当時在籍していた大谷翔平投手（３０）ともプレーした。

大谷について「彼の日頃からの努力であったりとか、野球に対する姿勢というものを大いに学び取ることができた。『思ったよりも足が速いね』と声をかけられて、彼のそういった励ましの言葉が自信になった」と感謝した。

阿部監督の構想では４番・岡本の後ろを任せる５番候補の筆頭として期待されている。「自分の最大の長所は闘争心。攻撃ではパワー、守備では積極性、走塁ではスピードを見てほしい。ライトとレフト、ファーストを守れるが、全てのポジションにおいて自信を持っている。だけど、選べるとしたらライトかレフト。ただ、どのような起用になっても、チームに貢献できるように全力を尽くしたい」と猛アピールした。