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【WWE】トリプルHが2025年第1号で殿堂入り マイケルズとアンダーテイカーがサプライズ発表

東スポWEB / 2025年1月30日 17時33分

トリプルH

世界最大プロレス団体「WWE」(米国)は29日(日本時間30日)、元WWE世界ヘビー級王者で、現在は団体のCCO(最高コンテンツ責任者)を務める「トリプルH」ことポール・レベック(55)が、2025年の名誉殿堂「ホール・オブ・フェイム」入りしたと発表した。今年第1号の殿堂者となる。

トリプルHの盟友、〝HBK〟ショーン・マイケルズ上級副社長も自身の「X」で報告した。投稿された動画では、コネチカット州スタンフォードにあるWWE本社で行われた社員向けのミーティングにマイケルズと〝怪人〟ジ・アンダーテイカーがサプライズ登場。トリプルHに、WWE殿堂入りしたことを告げた。驚いたトリプルHが「本当にありがとう」と感謝を述べると、妻のステファニー・マクマホンも現れ、苦楽をともにした夫をハグして祝福した。

〝殺人狂〟キラー・コワルスキーを師匠として、1992年にデビュー。WCWからWWEに移ると、めきめきと頭角を現した。97年にはマイケルズ、チャイナとユニット「D―ジェネレーションX(DX)」を結成して暴れまわり、一躍スターダムを駆け上がった。

シングルプレーヤーとしては最高峰王座を14度獲得。ザ・ロック(ドウェイン・ジョンソン)、ストーンコールド・スティーブ・オースチン、リック・フレアー、マイケルズ、テイカー、カート・アングルら同世代からブロック・レスナー、ローマン・レインズ、セス・ロリンズら近年のトップスターまで、数々の強敵を相手に激闘を繰り広げてきた。

ビルドアップされた鋼の肉体に頼らず、〝ザ・ゲーム〟〝知的な暗殺者〟の異名通り、巧みな心理戦と戦略を駆使することが持ち味。必殺技のペディグリー(変型顔面砕き)、ここぞのハンマー攻撃で長くトップの座に君臨した。一方、リング内外で後進の指導にもあたり、ランディ・オートン、バティスタらをトップ選手に引き上げた。第3ブランドのNXTでは責任者を務め、選手育成に尽力した。

21年9月に心不全を患い、心臓手術を経験。これにより、22年4月の祭典「レッスルマニア38」で正式に現役引退を表明した。義父でWWE総帥だったビンス・マクマホン氏が性加害訴訟(和解したと10日に発表)の影響で引退を余儀なくされたことで、ニック・カーン社長とともに団体をけん引。ネットフリックスとの契約締結や、AEWを解雇されたCMパンクを10年ぶりに復帰させるなど、らつ腕を振るってきた。その手腕は各メディアでも、WWEの現在の好調ぶりを「トリプルH時代」として高く評価されている。

また、19年には「DX」として、マイケルズ、チャイナ、ロード・ドッグ、ビリー・ガン、Xパックとともに殿堂入りを果たしていた。

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