フジ清水社長 文春の訂正に言及「メディアの責任とは何か」 訴訟も含め「あらゆる選択肢」
東スポWEB / 2025年1月30日 19時58分
フジテレビの清水賢治新社長が30日、同局で行われた取締役会後に報道陣の取材に応じた。
報道陣からは、騒動の発端となった週刊文春による記事の訂正についての質問が投げかけられた。
週刊文春をめぐっては27日、有料の電子版が「訂正」として記事の訂正を発表。12月26日発売号掲載記事で事件当日の会食について「X子さんはフジの編成幹部A氏に誘われ」としていた部分を「その後の取材により『X子さんは中居に誘われた』『A氏がセッティングしている会の〝延長〟と認識していた』ということがわかりました」と報告していた。
清水社長は取締役らの個別の意見は差し控えたが、「一様に厳しい意見が多かったです」と文春による訂正への受け止めを明かした。「やはりメディアの責任とは何かというところです。昔と違ってこういうテレビ・新聞というメディアと今の文春さんっていうのは実はかなり強力な、影響力が絶大なメディアだと言えると思います。そのメディアである文春さんにとっての義務とは何かという点についていろいろな意見が出ました」
清水社長が首をかしげたのが訂正のタイミングだ。「報道をちゃんとみると1月6日の時点で(文春側は)分かっていたことであると。これは17日の(1回目の)会見の前でもあるわけです」と指摘すると「(会見は)週刊誌報道がベースとなるような質疑応答になってしまう。そのベースにほころびがあると真相の事、上に乗っかってくるものが崩れてしまう」と訴えた。
文藝春秋に対しては「あらゆる選択肢が検討のもとにはあります」と訴訟の選択肢も排除していない。しかし、第三者委員会による調査が行われていることをふまえ「(調査の)阻害要因になってしまってはいけませんし。感情的なものは各取締役の中にもあるんですが、今行われている調査と並行して動いている訳ですし。しっかりと冷静に検討して対応していくものだと思っています」と語った。
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