1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 野球

【中日】左肩を痛めて引退も覚悟 ドラフト2位・吉田聖弥が野球をあきらめなかった理由

東スポWEB / 2025年1月31日 11時3分

熊崎 おいしいと思う名古屋飯はありますか。

吉田 土手煮とエビフライです。エビフライはエビがもともとに好きなので。土手煮は初めて食べた時においしいなって思いました。

熊崎 社会人時代には左肩を痛めたということで、野球をやめようかなと考えたこともあったと聞きました。その時はどういう心境だったんですか。

吉田 プロもそうですし、社会人もお金をもらって野球をやります。そこに責任はあると思うので、野球ができない以上、野球部という部署で赤字を出しているのと一緒だという考えがありました。そういう意味では自分が必要ないなという思いで野球をやめたいなと考えることもありました。

熊崎 どう乗り越えられたんですか。

吉田 (西濃運輸の)堀田ピッチングコーチから「自分1人のために野球をやるんじゃないぞ」「本当に引退するのであればラスト1年と思って、今まで苦しい中を応援してくれた家族や友達のためにも頑張れ」「そういう人の顔を思い浮かべてみろ」と声を掛けてもらったんです。そう言われた時に自分の脳裏にいろんな人の顔が浮かんできて、そこでもう1年頑張ろうという思いでやりました。

熊崎 そこから復活して社会人野球で大活躍(※吉田の好投もあって西濃運輸は2024年の都市対抗野球でベスト4入り)。プロ野球、中日ドラゴンズの選手となったことで周りの方も喜んでくださったんじゃないですか。

吉田 そうですね。皆さん喜んでくれました。家族が1番喜んでくれましたけど、ピッチングコーチの方がすごく喜んでくれたので、いい恩返しになったのかなというふうに思います。

熊崎 コーチからはどう声を掛けられましたか。

吉田 「おめでとう」っていう一言だけなんですけど、でもなんか深いなっていうか。すごくじわっとくるような言葉で、ちょっと涙があふれたところがありました。

熊崎 ドラゴンズでの活躍をお世話になった皆さんに見てもらいたいですね。

吉田 そうですね。(西濃運輸のある岐阜県大垣市は)近いのでいつでも来てもらえるように頑張りたいと思います。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください